内容説明
早稲田大学院を出た修士なのに、エロ雑誌編集長、AV監督になってもう40年!まもなく古希なのに、孫娘のようなギャルに「ハゲじゃん~」と揶揄されて。エッセンシャルワーカーのつもりなのに、撮影現場のシティホテルでは犯罪者扱い?「男千人斬り」の女王さまにM男の代役としてビンタされて脳震盪を起こして卒倒。AV新法で「生かさず殺さず」に陥った業界のために、遂にペンを持って勃ち上がった?
目次
第1章 AV監督になるまでの愉悦の日々(監督は、朝から晩まで独楽鼠の体力勝負;早稲田大学院(修士課程)からエロ雑誌編集長へ
我がデビュー作は『ダイナマイトスペルマ』 ほか)
第2章 「半導体産業」より重要な「AV産業」に明日はある?(AV新法下「生かさず殺さずの日々」;撮影の必需品は「ペット用トイレシーツ」?;「単体」「企画単体」「企画」と分かれる女優さん ほか)
第3章 古稀寸前のAV監督はつらいよ!(ワタシは「オンリー・ワン」を目指すのだ!;新宿アルタの前で公前猥褻撮影をしたころが懐かしい?;ホームレスを描いた感動AVは大ヒット? ほか)
著者等紹介
ラッシャーみよし[ラッシャーミヨシ]
1956年、京都府生まれ。AV監督。AVメーカー「RASH」代表。京都産業大学外国語学部卒業、早稲田大学大学院ロシア文学専攻修士課程修了。修士論文のテーマは、ロシアの反西欧的思考の源流を考察した、スラブ主義とカウンターユートピズム。大学院在学中にラッシャーみよしのペンネームで風俗雑誌『元気マガジン』(セルフ出版)よりフリーのライターとしてデビュー。その後、1986年、30歳の時に白夜書房よりサブカル系アダルト誌『キングコング』創刊。1989年に『ダイナマイトスペルマ』(シークレット)で監督デビュー。現在も監督、ライターとして精力的に作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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