出版社内容情報
【目次】
内容説明
離島や神社の向こう側に―。この島国の日本ではどんな人物でも、あるいはどんな動植物でも神になります。巨樹でも巨石でもなります。本書に登場した人物も神になっています。そして彼らの背後には、大きな「歴史」が広がっています。
目次
第一章 歴史文書は「自白調書」に似ている
第二章 神様の名前になぜ「命」と「尊」があるのか
第三章 アメリカは戦後の日本に何をしたのか
第四章 なぜ帰化人を「渡来人」と言い換えるのか
第五章 英雄は秀吉か、龍馬か。あるいは勝海舟か、小栗忠順か
第六章 韓国はなぜ「日王」と呼ぶのか
第七章 歴史とは接ぎ木
著者等紹介
佐藤洋二郎[サトウヨウジロウ]
福岡県生まれ。中央大学卒業。作家。元日本大学芸術学部教授。小説は人間の生きる哀しみと孤独をテーマに「本能」や「業」ということを強く意識して書いている。『夏至祭』で第17回野間文芸新人賞、『岬の蛍』で第49回芸術選奨新人賞、『イギリス山』で第5回木山捷平文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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