内容説明
ハマスの暴挙で世界が変わった、かけがえのない指導者を失ったイギリスと日本、欧州では小学校で戦争を徹底的に教えている、実は不倫やセクハラは当たり前のイギリス社会、英国女性はトランスジェンダーに抵抗し立ち上がった、メーガン妃に向けられたエリザベス女王「氷の微笑」、実は日本ほど人種的にオープンな国は希有であるetc。反イスラム、反ハマス、反ロシア、反中、反共産主義、これが欧州の世論です!
目次
はじめに ハマスの暴挙で世界が変わった
序章 エリザベス女王と安倍総理
第1章 なぜイギリスはイスラエルを支援するのか
第2章 英国保守派の逆襲
第3章 内気な大国ニッポン
第4章 日本人とイギリス人
第5章 英国王室の危機
著者等紹介
谷本真由美[タニモトマユミ]
1975年、神奈川県生まれ。シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国で就労経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かめりあうさぎ
14
初読み作者様。著者は海外で暮らす経験が長いようで、内外から見た日本についてとイギリス王室についてが主な内容。日本の皇室とイギリス王室の共通点や相違点などは元から興味がある方なので楽しく読みました。個人的に「日本はダメだ」「日本は素晴らしい」の様な偏った物言いが苦手ですが本書はそういう際立った偏りが少なく、物事をラベリングせずに「良いことは良い悪いことは悪い」と意見している点が良かった。その上で日本のマスコミの程度の低さ=民衆の関心事の低レベルさについてはぐうの音も出ない程納得&辛辣な意見。2024/04/26
九曜紋
8
本書は月刊Willの連載を加筆修正したもの。著者のXを追ってきて薄々感じていたことではあるが、保守論壇誌での執筆、出版を明らかにしたことで、自身の立ち位置を旗幟鮮明にしたと言える。欧州の人々は反イスラム、反ハマス、反ロシア、反中国、反左翼、反共産主義の傾向を強めている。そしてLGBTQ、環境保護、動物愛護、途上国優先にかまけている左派政党、メディアに怒っている。メディアはいまや多数派となりつつあるこの人々を「極右」と呼ぶ。これは近未来の日本、いや、既に日本の現状と重なる。著者もまた憂国の士なのである。2024/01/31
Riopapa
2
イギリス王室の話はあまり興味がなく、追いかけてもいなかったが、相当まずい状況ということが分かった。2024/03/19
ジョナサンジョースタァー
2
知らなかった話も多く、気づきになった点もあった。が、いかんせん私怨?私淑が強すぎるのがちょっと食傷。期待して読んだだけに残念。 2024/03/02
katchan
1
イギリス王室に関する内容がメインに書かれており、知らない事をこの本によって知る事が出来た。日本のメディアも全く取り扱わない事が?2024/04/21