WAC BUNKO
「慰安婦」はみな合意契約をしていた―ラムザイヤー論文の衝撃

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898318461
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0230

内容説明

歴史上、稀に見る冤罪事件である「慰安婦」問題。ラムザイヤー教授は、この冤罪を晴らした!だが批判者は、論文への反論をせず、その撤回や教授の辞職を要求したのだ。これは言論弾圧であり、まさに現代のナチスだ!「事実が明らかであればあるほど、攻撃が猛烈になる。まさに、これが私に起こったことだと思います」ラムザイヤー教授。

目次

民主主義はいかにして滅びるのか
第1部 「慰安婦の真実」を求めて(「太平洋戦争における性契約」とはどんな論文か;「慰安婦=犠牲者」のステレオタイプを打破した;ラムザイヤーを孤立させるさまざまな史観とアジェンダ;慰安所は違法でも悪でもなく戦場では必要なものだった;日本政府と日本軍の「関与」と「責任」について ほか)
第2部 無知で卑劣なラムザイヤー批判者たち(ソク・ジヨンの悪質な誹謗中傷;ソク・ジヨンの「責任転嫁レトリック」;日本語がわからないゴードン&エッカートの感情論;論文撤回署名者たちはラムザイヤー論文を読んでいるのか;アンバラスが知らなかった歴史的事実 ほか)

著者等紹介

有馬哲夫[アリマテツオ]
1953年(昭和28年)生まれ。早稲田大学教授。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

48
戦時中の慰安婦制度については、現在まで続く様々な議論がなされてきた。本書は、議論に決定的な一石を投じた、ハーバード大学のラムザイヤー教授が上梓した論文に対して、大学の同僚らが、研究上の反論をせず、その撤回や教授の辞職要求をしたことについて、公文書研究を専門とする著者が、関連する文書を精査し、要求の理不尽なことを訴えたもの。 本書を読む限りでは、著者の主張は極まっとうなものとの印象を受けるが、詳しいことは直接読んでもらうのが一番かと。昨年来学問の自由ということが声高であるが、誰にとっても「自由」でありたい。2021/08/12

GAKU

15
斜め読み。2021/10/18

軍縮地球市民shinshin

12
ハーバード大学ロースクール教授ラムザイヤー氏の論文「太平洋戦争における性契約」の全訳が巻末に掲載されている。これは内地の公娼と私娼、朝鮮の公娼・私娼、いわゆる「からゆきさん」、そして戦地の慰安所の募集・契約・年季などについての比較研究の論文で、問題の慰安所は内地よりも賃金が高く、年季も2年(内地は6年、朝鮮は3年)よりも短く設定されていたと結論づけたもの。つまりこの論文は「強制連行」とかを正面切って否定したわけではないのだが、結果として否定しているから激怒しているらしい。有馬氏曰く国際的に通用する英語論文2021/10/26

読書家さん#EQIulG

1
慰安婦問題がいかに作られたものか、ラムザイヤー教授に対する批判がいかに的外れなのかがよくわかる本。2021/08/27

lotta7

1
ハーバード大学教授、ラムザイヤーが発表した「慰安婦」論文が大問題になった出来事は記憶に新しい。不都合な論文を論文で反論するのではなく、SNSやマスコミ、苦情電話や署名活動で封殺しようとした言論弾圧騒動。日本の当時の公文書を精査した内容を忖度なしに発表するとバッシングされる。日本政府が行なっていたのは「性奴隷」とは真逆の政策だった。ラムザイヤー教授はどちらかの肩を持ったのではなく、公文書から客観的な意見を述べただけだと分かる内容でした。2021/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18349570
  • ご注意事項