内容説明
ビジネスパーソンが知っておきたい「成功の法則」。よくわかる!世界最高の「人生戦略の書」。
目次
計篇―戦う前になすべきこと、心がけるべきこと
作戦篇―最小の犠牲で最大の効果をあげる策の基本
謀攻篇―戦わずに勝つための手段
形篇―戦いのすがた
勢篇―「形」を「動」に転ずること
虚実篇―「実」で相手の「虚」を衝く
軍争篇―戦闘の心得
九変篇―逆説的発想の戦い方
行軍篇―布陣法および敵情察知法
地形篇―地形に応じた戦い方
九地編―状況に応じた戦い方
火攻編―火攻めの原則と方法
用間編―情報活動
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。昭和5年(1930年)、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。2017年4月逝去
谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。1929年、大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学、書誌学。社会評論にも幅広く活躍。サントリー学藝賞、大阪文化賞、『文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遥・樗牛』で読売文学賞受賞。2011年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カブトムシ
20
「百回戦って百回勝っても不足である」「戦わずして勝つことこそ最良なのだ」私の記憶に残っている言葉ですが、多少違っているかも知れないです。谷沢永一さんと渡部昇一さんの対談をお奨めしています。国文学者と英語学者の対談には、得るところが多いです。谷沢さんは、書誌学者でもあり、おそらく数万冊の本との付き合いがあったと思われます。司馬遼太郎の作品の理解者であり、「司馬遼太郎の贈り物」などの著作があります。渡部さんも平成を代表する碩学で、彼の書斎は、世界でも有数だそうです。「昭和史」に詳しく、日本の保守の論客でした。
さっちも
15
競争社会に生きているわけで、奪い奪われながら生きているのが現実です。大切なものや、失いたくないものを守るために勝つ為の原理原則。2020/04/01
miyatatsu
8
孫氏の教えをビジネスに活かす方法について書かれている本はこれまでに数冊読んできましたが、どれも似通った内容で2冊目以降は正直面白みに欠けます。どうして著者さんは違いを出す努力をしてないのか。2019/09/01
tapioka
7
孫子の兵法を抜粋していくつか紹介し、その解説と2人の大学教授の更なる解説、コメントという構成になっています。解説自体は分かりやすく、先生方も先の日本の大戦に置き換えて話をされているので、孫子の言葉の意味を理解しやすい内容となっています。ただ、毎回大戦を例に置き換えているので、後半になると、また大戦の話‥とちょっとウンザリきてしまい、先生の解説は読み飛ばしてしまいました。そのあたりが苦にならない方は、孫子の兵法の導入本として読みやすいどの思います。他の孫子の兵法の本も読みたいですね。2025/02/18
多分マグマグ
3
人生とは競争で成り立っている。そんな人生の中で自分をまず守るためにある本2024/09/25