内容説明
私が沖縄出身者だから敢えて言う!沖縄県民は、今こそ被害者意識・甘えから転換せよ!誰も語れなかった沖縄の真実。
目次
第1章 沖縄に迫る危機(翁長雄志知事の魂胆;地元メディアがいかに誤報を流しているか ほか)
第2章 普天間基地問題は解決できる(昭和三十七年に航空基地として拡張竣工された普天間基地;日米合意を七年も放置させた稲嶺知事 ほか)
第3章 歴史のなかに見る沖縄の姿(琉球王国民衆の生活は凄惨を極めていた;中国の強い影響下におかれた二百三十七年 ほか)
第4章 米軍政下で味わった贅沢(沖縄戦で本土上陸戦に及び腰になった米国;感染症がはじめて制圧された ほか)
終章 沖縄をどう統治するか(迫られる国家の変革;沖縄県民の特性を理解せよ ほか)
著者等紹介
惠隆之介[メグミリュウノスケ]
拓殖大学日本文化研究所客員教授。シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表。1954年、沖縄コザ市生まれ。1978年、防衛大学校管理学専攻コース卒業。同年、海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。1982年、退官(二等海尉)。その後、琉球銀行勤務。1997年、米国国務省プログラムにて国際金融、国防戦略等研修。1999年、琉球銀行退職。以降、ジャーナリズム活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
26
沖縄と中国との関係、一部の外国勢力と本土の左翼活動家が県民を煽動しながら米軍基地撤去を活発に展開する背景、振興予算を毎年1600億円平均拠出、交付している中で、その予算から親中のモニュメントを建設したりしている実態など幅広く紹介する。 一方で40代以下の県民が国際情勢に目覚め著者の主張に賛同する動きがあることに著者は希望も見せている。 過去の歴史の中に見る沖縄の実態や、米軍下でどのような生活が送られていたのかなど、ハンセン病、性病、薬の横流しなどこれまで知らなかった内容が多く紹介されている。2019/09/02
Tui
23
ある方から渡された本。著者は徹底した親米・反中、嫌共、そして沖縄県民嫌いなようで。ため息が出るほどに反知性的な香り。こんな本がまかり通るから右寄りな思考へは疑いを抱いてしまうんだ。著者によるバイアスが濃いため鵜呑みにはできませんが、沖縄における基地問題の複雑さや中国の存在感の強さが歴史的背景とともに書かれており、そこだけは参考になりました。最終章は、沖縄論というより独特な国防論の展開。改憲、核武装、沖縄の言論管理…、うーん、右のお爺様が溜飲を下げるために書かれ読まれるファンタジーエッセイだ。としておこう。2016/03/25
乱読家 護る会支持!
5
内容は置いといて、タイトルがあかんでしょ!日本の分断を煽るようなタイトルにして、、、それが著者の志しですか!?志しを表すタイトルにしましょう。。。以上2016/09/30
FIRBO
2
惠は沖縄コザ市生まれ、自衛隊、琉球銀行勤務を経て、1999年から執筆活動に従事。 惠の中心的主張は、「甘えるな」という本のタイトルが表しているように、「一括交付金等の沖縄への特別措置を解消する」ことによって、沖縄の「左翼的」な政治姿勢を打破し、沖縄に安全保障上の戦略的役割を忠実に果たさせることである。ちなみに「沖縄県民の特性」とは「理念闘争に終始して物事の本質を見失うこと、演繹的思考の乏しいこと」であり、それは、「亜熱帯の気候に主因がある」とのことだ。嗚呼、安易な県民性論!2023/10/23
どりたま
2
この本を読むと沖縄県民が悪いと言うよりも既得権者や県民でない左翼連中だけが悪い気がする。それによって県民も多少なりとも影響を受けるという構図。琉球新報、沖縄タイムスの報道をどのくらい信じている人がいるかわからないが、NHKでも同じような報道をするので信憑性は増すのではないだろうか?沖縄県人は本当のことを言えない環境に置かれ、本土の人はNHKの報道を信じてしまっているのが今の現状なのかなと思った。しかし今はネットの影響で良い兆しもあると著者は言う。沖縄問題は今後も続くと思うが、良い方向に向かって欲しい。2016/05/27




