- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
VTuberの黎明期を支えた伝説的V・星乃マナ。その卒業が発表されたことにより淡雪に激震走る! 憧れの存在の卒業、そして一時代の終わりのような出来事にしんみりする淡雪の許に、驚愕の依頼が届き!?
内容説明
そもそもまともなVTuberはいなかった大手運営会社ライブオン。切り忘れから大人気となった三期生・心音淡雪は、光ちゃんを“覚醒め”させ、『三期生1周年と1ヶ月記念配信』を無事成功させた。そんな中、VTuberの黎明期を支えた伝説的VTuber『星乃マナ』の卒業配信に淡雪が招待されることになり!?「おかしいでしょ!?近所のおもろいことに定評のあるおばさん呼ぶようなものですよ!?」「雪さんは立派なVTuberですよ」尊敬するVとのコラボを前に緊張しながらも活動に勤しむ中で、淡雪はひょんなことから『家族』と向き合うことになり―衝撃のVTuberコメディ、伝説と伝説がぶつかる第6弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
47
まる読み10分にて読了。めちゃイケ期末テストやったり、アナ雪口ずさんだだけでツッコまれたり、バレバレな組長にときめく毒盛り魔あわちゃんはさておき、合間に闇挟むのはゾワッとするのに、濃い展開との落差と切り替えが早い。ワルクラ下手なお化け屋敷より怖いし。聖様作成のラブホ街がまだまともに見えるのが異常過ぎるんだって・・・。「ちっ、あの赤ちゃんBBAめ。チクりやがったな」は笑う(もうあの世界シュワちゃんで行かないと不味いじゃ)。とりあえず作中の台詞を借りるなら今回も引きも「やべーぞ、ライブオンだ!?」。2024/08/18
よっち
39
VTuber黎明期を支えた伝説的V星乃マナ。憧れの存在の卒業、そして一時代の終わりのような出来事にしんみりする淡雪の許に、驚愕の依頼が届く第六弾。配信者として相変わらずぶっとんだ配信を続けながら、中の人が抱えた重い過去に向き合う淡雪。動物園はなかかなかあれな感じで苦笑いしたけど、なかなかしんどい過去があった淡雪や家族のことだったり、伝説の人星野マナとの卒業イベントでかなりしんみりとしてしまいましたけど、彼女にとってライブオンという居場所や仲間たちの存在がかけがえのないなりつつあるのを改めて感じましたね…。2023/03/03
わたー
28
★★★★★祝!アニメ化!いや、ライブオンをアニメにするとか、ファンタジア文庫、正気か?閑話休題。今回は、V界隈のレジェンド(真)の引退配信にシュワちゃんが呼ばれるという大事件を描く……のかと思いきや、そのあたりは思った以上にあっさりで、いつものライブオンの面々を描く内容。初っ端のクラフト系ゲーム配信からライブオン全開で無事に今回も腹筋崩壊した。ライバーたちの隠していた癖がこれまでのシリーズで明らかになっているためか、回を重ねるごとに切れ味を増してくるの、腹筋つるからやめてほしい。2023/01/20
なみ
22
アニメ化も決定したシリーズ6作目。 ぶっ飛んでるのがデフォになっているので、シュワちゃんたちの発言に普通に笑っていられますが、冷静に考えるとヤベーやつらです。物語の中の視聴者だけでなく、読者も訓練されてきてしまっている……。 今回は安定した楽しさに加え、淡雪の過去、家族の話がちょっと出てきます。 この作品にしては少し重めの内容でしたが、その分、今の仲間たちの頼もしさが感じられてよかったです。 読後は温かい気持ちになれました。ここからライブオンがどうなっていくのか、とても楽しみです。2023/01/23
真白優樹
16
黎明期を支えた伝説のV、星乃マナの引退ライブに招待される中、淡雪の家族に触れる今巻。―――今気づくのは、とっくに傍に居た愛すべき存在達。 更にネタがコアになりライブオンの暴走という名の爆走が加速していく中、淡雪の家族の話でしんみりさせてくる巻であり、星乃マナの言葉を切っ掛けに淡雪が皆の温もりに気付いていく、不覚にも(?)感動させられてしまうかもしれぬ巻である。彼女から生まれた光を淡雪が継ぎ、そして新たな世代は舞台へ上がる。果たして新たな仲間を迎えるライブオンはどうなるのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/01/23