内容説明
日本国民大半の持つ真面目で、地味で、着実な努力を惜しまない生活感覚が、欧米知的エリートたちの巧妙な詐術を打ち破る明るい時代が絶対に来る!
目次
第1章 中小企業と国民が苦しい日本経済の今
第2章 これからの世界は平和になり、経済はサービス主体となる
第3章 日本の庶民パワーは世界一
第4章 世界で類のない発展をしている日本の大都市圏
第5章 アメリカは衰退し、東アジアの時代が来る
第6章 間違った成長戦略をただして、日本の強みを生かせ
終章 それでも日本経済の未来は世界一明るい
著者等紹介
増田悦佐[マスダエツスケ]
株式会社ジパング経営戦略本部シニアアナリスト。1949年、東京生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て、外資系証券会社で、建設・住宅・不動産担当アナリストを務め、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
32
中国の一人っ子政策のように、結婚や出産に政治や経済が関わるべきではない。高齢化のことも間違った認識が多い。高齢化でシニアが長く働くと若い人の働く場を奪うように言うコメンテーターがいるが、これは大きな間違いだ。働いて収入があるシニアは消費も旺盛で経済は活性化する。 少子高齢化で働き手が減るので移民を受け入れるべきだと言うのも大きく間違っている。 安い給料で単純作業を外国人に賄ってもらうことで良いことは何もない。少ない給料でいやがる仕事を真面目にこなす民族は日本ぐらいのものだ。 品質が落ちると文化も衰退する。2019/09/23
壱萬参仟縁
31
アメリカ帰りのエコノミストの本。基本的に団塊世代は嫌い。色眼鏡で読んではいけないけど。本書はマトモな類と思えてきた。ただ竹中平蔵とは違うようだ(25頁)。アベノミクスの株価上昇は、アメリカに範を取る悪性腫瘍(34頁)。無責任で放漫な金融政策は怖い(58頁~)。書名だけみると大丈夫かと思うが、他国はもっと厳しいのだと思えば納得か?2016/04/02
まめタンク
0
2015年42冊目、69点。2015/03/02
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