内容説明
「朝鮮人虐殺」は、果して本当にあったのか?!日本人は途方もない謀略伝説の渦に呑まれ、そう信じ込まされてきたのではないのか!「従軍慰安婦」だけではない、もう一つの歴史の捏造!
目次
第1章 大正十二年九月一日―無間地獄の帝都
第2章 液状化する大正時代―朝鮮人激増
第3章 「流言蜚語」というまやかし―自警団は「正当防衛」だった
第4章 「襲来報道」を抑えた後藤新平の腹―戒厳令下の治安担当者たち
第5章 揺るぎない前提として書かれた虚構―「戒厳令違法説」と「朝鮮人虐殺」
第6章 トリック数字がまかり通る謀略―「虐殺」人数の嘘
第7章 「Xデー」は摂政宮御成婚式―波状攻撃を画策したテロ集団の実態
著者等紹介
加藤康男[カトウヤスオ]
1941年、東京生まれ。編集者、ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部中退ののち、出版社勤務。退職後は、近現代史などの執筆活動に携わる。『謎解き「張作霖爆殺事件」』(PHP新書)で山本七平賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鸞
3
朝鮮人の暴動はデマであり、朝鮮人は虐殺された! というデマをきちんとした資料を基に淡々と述べた。 当時、社会主義者や朝鮮人のテロ、天皇暗殺計画などが頻発していた。震災に乗じ放火、爆破、強姦、殺人、毒薬など暴れまくっていた(この時点で日本人が朝鮮人に虐殺されている。)朝鮮人テロリストを自警団が迎撃したに過ぎない。 地震や火災で死亡した朝鮮人も殺害された、虐殺されたと主張する反日プロパガンダに弩正論で反論する。2014/11/09
Usui Hako
2
恥の巨人。読みながら、お茶を吹き出しそうになりました。
エックスマス
2
朝鮮人虐殺などなく流言蜚語と言われている鮮人の襲撃は事実としてあった。自警団がこれを排除しその際に過剰防衛とされる朝鮮人の殺害があった。虐殺された人数は当時住んでいた在日朝鮮人の人数と震災の生存者の人数から考えると矛盾が生じるなどよく言われる虐殺された人数も根拠の無い数字である事がよく分かる。目撃証言や新聞記事、日韓情勢をふまえた論説には非常に説得力があります。慰安婦問題などもそうだが、被害の数字を大きくしてまた一部の事実をとらえて物事の全体とするのは左の特徴なのかな。2014/10/20
ken
1
国家転覆のテロが背景にあったとは。2014/12/02