内容説明
おなじみ、「朝日が最も嫌がる男」勝谷誠彦による「朝日新聞観劇記」、待望の第二弾!煽りに煽った政権交代、このデフレ下で値上げ宣言、だけどオノレは「軽減税率」希望。震災で大活躍の自衛隊も、褒めたと思ったらやっぱり叩く。『ハシシタ』問題で激震、あの幹部は女性問題で撃沈。朝日の「華麗なる」四年間を嗤い尽くす。
目次
第1章 朝日感涙、政権交代!(「政権交代祭り」感涙の朝日;記者クラブこそ「談合」だ! ほか)
第2章 お前何様、朝日様(誤報とヨイショの間で;堂々「世代交代」宣言! ほか)
第3章 列島激震、朝日も鳴動(ヘリで見下ろす「孤族」の暮らし;大相撲と記者クラブ「八百長をどり」 ほか)
第4章 嗚呼、朝日の悩める日々(天声人語大名取、御尊顔改め候;ドジョウ擁護のウラのウラ ほか)
著者等紹介
勝谷誠彦[カツヤマサヒコ]
コラムニスト。1960年兵庫県生まれ。『週刊文春』などの記者を経て独立。社会時評、旅、食エッセイ、小説まで幅広く健筆を振るう。テレビのコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
8
中立公平を歌うことと、中立公平であることはイコールで結ばれているとは限らない。それどころか、明らかに偏っているという可能性も充分にある。それを非難することは簡単だが、いくら個人が声を上げたとしてもそれによって状況が改善するかはわからない。それよりも、どのような姿勢なのかをわかりやすく見せたほうが多くの人の意識を変えられる可能性はある。2017/06/18
篠田@書店員復帰を目指し中!
8
本ではTVで見る勝谷氏ほど荒ぶっていない感じがして残念。朝日新聞の異常さを感じる。これからはじっくり朝日を読んでみようかな。2013/05/28
phmchb
7
皮肉たっぷりの朝日観察記2014/07/18
tribe_crew
7
ズバズバと毒舌で朝日新聞を斬ってくれるのかと思いきや、隠喩が多くて分かりにくかった(あえてそうしてるのかな?)。しかし、いかに朝日新聞が左に傾いてるのかがわかると同時に、今度から一歩引いて皮肉りながら読むと面白いのではないかと思った。2013/05/04
bluemint
6
独特の表現で慣れるまで時間がかかった。父の代から60年以上購読していたが、ついに我慢できなくなり数年前に中止した。不愉快な世論操作が我慢できなくなったからだが、この本は芝居の観劇者よろしく、実に細かく楽しく、おかしな点を指摘している。表現も豊かな人で勝谷氏が亡くなったのは実に残念。2019/06/09