内容説明
八〇年代から、中韓はいわゆる歴史カードを日本に突きつけ、日本は「謝罪と反省」を繰り返してきた。だが、近年、特に「南京」と「慰安婦」をめぐっては、その戦いの場が国際社会へと移ってきた。中韓の執念・怨念はとても正常ではない。問われるべきは、彼らの近現代人としての良識であろう。
目次
第1章 米議会の日本非難―米国民も中国・韓国を支援している?
第2章 「従軍慰安婦」問題の実体―女子挺身隊は性奴隷だった?
第3章 日本政府と河野談話―日本は永久に謝罪して当然だ?
第4章 反日派日本人の言説―日本人は拉致問題を非難できない?
第5章 強制連行―蹂躙された慰安婦は二十万人もいる?
第6章 歴史認識―在日朝鮮人は「日帝七奪」の犠牲者だ?
第7章 「慰安婦」という職業―中韓の売春問題は日本人の淫行のせいだ?
補章 中国人と韓国人の良心を問う
付章 歴史認識を深める参照資料
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
文明史家、評論家。1938年、台湾生まれ。1964年来日、早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響を呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開している。巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anko
2
特亜には自己投影されまくってそれでもなお毅然とした対応をできない日本。この本は今の日本人全員読むべきだ、過去の居もしない強制的な従軍慰安婦とやらよりも現在世界中で大量に発生、検挙中のHIV感染済み韓国人売春婦をどうにかしてください。はっきりいってバイオテロです。そして20万人連行されたと主張している元ネタは女子挺身隊です。アホちゃうか2013/09/13
だいだい(橙)
1
正直、相当怪しい本だな、と思いましたが、橋本大阪市長の例の爆弾発言に対するメディアの反応が偏っているように思え、それを中和する材料として手にとりました。橋本氏の発言は問題ですが、朝日新聞がある政治的方向性を持ったメディアであることは事実で、彼らがなぜ橋本氏を執拗に叩くのか、本当は彼らが最も嫌うはずの人権侵害までして(橋本氏の出自をネタに中傷)?というところにきな臭いものを感じます。そして、日本でも公然と売春が行われていた時代に韓国の女性だけが強制されたと断言できる理由は何か、単純に不思議に思うのです。
Masakatsu Yamasaki
0
従軍慰安婦問題について日本を非難する100問に対して、端的に回答している本。巻末に日韓基本条約や河野談話をはじめとする4つの資料がつけられている。2015/03/04
けい
0
★★☆2013/02/27
田山河雄
0
韓国などが、「従軍慰安婦」などと有りもしない事を捏造し我が国を非難し、謝罪を要求するのは、中国、韓国も、ともに、むしろ、古代から売春婦、軍妓、営妓が跋扈した国で、今も昔も、「人さらい」という強制連行が横行する国だからと云う…。 我々日本人にはそんな感覚は無いので、ゲゲッ…とびっくりしてしまうのであるが、 考えてみれば、韓国等の一時期の売春天国(現在もそうなのか、どうか、知りもしないが)は有名な話であって、なるほど、云われてみればそうなのかもしれない…と、妙に納得してしまうのであります。2012/12/05