内容説明
引きこもり70万人、予備軍155万人!しかも、増大する一方。それは、医者や心理学者、弁護士のアドバイスに原因がある。
目次
第1章 「オシャレな引きこもり」の登場―「不登校」が変わってきている
第2章 あなたの子どもは「病気」じゃない!―心理学、医学が教育を破壊するとき
第3章 そして、子どもは「暴君」になる―「子どもの権利を守る」法律が教育を破壊する
第4章 父親は家事と育児の手伝いなどするな!―怖い父親とうるさい年寄りの不在
第5章 子どもたちから教えてもらったこと―メンタルケアの現場から
第6章 手をかけるよりも目をかけて育てる―過管理、過干渉、過保護を捨てた育児
著者等紹介
長田百合子[オサダユリコ]
エデュケイションライター、一般社団法人・日本家庭教育再生機構理事長、NPO法人・家庭教育再生機構理事長、(有)塾教育学院取締役。1954年、岐阜県生まれ。33年にわたり、愛知県内の各所に280軒以上の補習学習塾を開設。その一方、不登校・引きこもり・非行といった子どもの問題を抱える家庭と関わり、「メンタルケア」という独自の方法で親の意識改革を行い、2000組をこえる問題を解決して全国の注目を浴びる。愛知県はもとより他県の教育委員会から数々の職務依頼を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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コーラー
2
「子育てや教育現場に、心理学や医学、脳科学、法律学が土足で入り込んできて、いま教育現場と家庭の正義感や道徳心が大きく混乱している」という見方は、自分に無かった視点なので、とても新鮮だった。2017/06/29
TOMTOM
2
筆者の体験・経験からくる(肌)感覚かららの子育て論。これを痛快と感じるか、反発するかは受け手によって大きく分かれそう。個人的には、痛快7割、反発3割といったところか。2017/06/20
oko
1
読み始めてすぐに違和感が走った。タイトルや、自分自身の周囲に関する時事問題で棚からばさっとつかむのだが、久々の猛反対派の著書だった。ときどき恐ろしいことが書かれている。もっともなことも書かれている。でもこんなに共感できない本は久々だった…。親ですか?親も社会の一員で、独立国家じゃない。親を取り巻く環境も、過酷なんです。迷い、悩みながら、それでもみんな我が子のために生きてる。…はず…。強く、完璧な人ばかりじゃない。助け合い、思いやりを持ち、お互いを尊重しながらもっと優しい社会にしていこうよ…2015/02/22
ぽんまま
0
長田さんの言わんとするところにも共感できるし、カウンセラーたちの言うことも間違いではないとも思う。子育てにはいろんな見方もあり方法もあり、どれがよいのかは、分からないのでこういう考え方もあるという事を知ったことは私にとってプラスになったと思う。2010/12/27
unamaster
0
まあ、言っている事はわかる。その通りだと思うところもあるが、書き方がアクセラレータ(一方通行)だから読者の共感を得られるかどうかは別の話。自分の意見を聞いてもらいたかったら、せっかく本にしているんだし表現の方法を、言葉の使い方をもう少し考えた方がいいと思う。いい事言ってるんだがなあ。残念。2010/10/26
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