内容説明
私たちは国の「主人」であって「客人」ではない。いい国にするには、自らの力によらなければならない。政治を国民の手に取り戻そう!高い理想と自立心、公共心をもった「志ある国民」と「志ある首長」。双方が、“車の両輪”となって進むとき、「本物の政治」が現実のものとなる。
目次
第1章 人間の幸せを考える
第2章 「自由」と「責任」と「相互尊重」
第3章 誇るべき国、日本
第4章 なぜ「私たちの幸福」が実現されないのか
第5章 「豊かで、楽しく、力強い国」となるために
第6章 杉並改革から「自由で力強い日本」を
著者等紹介
山田宏[ヤマダヒロシ]
昭和56年京都大学法学部卒業後、松下政経塾第二期生として入塾。昭和60年、最年少27歳で東京都議会議員選挙に初当選。平成5年、衆議院議員に当選。平成11年に杉並区長に当選し、現在3期目。区長就任以来“区民とつくる小さな区役所で、五つ星のサービスを”を経営理念として、杉並改革に取り組み、財政の大幅な健全化を図った。3期目のマニフェストで、財政健全化後の新たな区の目標として「減税自治体構想」を打ち出した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinotti_
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日本が向かうべき方向性が必要を訴えている本。 日本国家をあるべき姿に共感した。日本創新党を応援したいと思う。2011/03/19
がくたろう
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自分の天分をいかしきること。自由な社会、公正な市場。2011/01/09
角
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「政治とは、『現在の民意』、『過去の民意』、そして『将来の民意』という『三つの民意』の信託を受けたもの」という主張は面白い。長期的な視野に立った施策の立案と実行がなければ、生活の不安は減らないだろうし。頷ける主張ばかりではないにせよ、なかなか考えさせられる1冊。最終章は杉並区長として著者が実際に行った政策が書かれている。2010/07/08
咲庵@しあわせ運べるように
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二回目。おおよその考え方には共感できる。小さな政府による減税自治体の話が非常に興味をひいた。別の本も読んでみたい。2010/05/24
komonojin
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”よい”国の”よい”の意味するところは何か。こうした問いを立てて読み始めたが、それは、日本が歴史的に持ってきた素晴らしき性質に立脚して描かれていたように思う。政治家は現在の利得最大化のゲームの中で行動している方が多い中で、山田さんは縦と横の流れを意識されているということが読み取れ、感銘を受けた。しかし、こうした日本観だけでも政治はできないのですこれまでの実績とそこで培った方法論を武器に活躍してもらいたい。2010/05/16
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