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「直感」が人を裁く時代―裁判員制度は失敗した

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316184
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0234

内容説明

「裁判員は、本当に裁判できるのだろうか?」国民が抱えるこの率直な疑問に、元裁判官が丁寧にわかりやすく答えたのが本書。裁判員制度がなぜ、「法律に基づく裁判ができないシステム」にならざるをえないか、この一冊でよくわかる。

目次

第1章 裁判員は裁判できるか?
第2章 裁判員は「事実認定」できるのか?
第3章 裁判員は「法令の適用」ができるのか?
第4章 裁判員は「刑の量定」ができるのか?
第5章 裁判員の「独立」が意味するもの
第6章 あなたの回答はいかがですか?
第7章 基準なき裁判がもたらすもの
第8章 裁判員制度で「知る権利」はどうなるか?
第9章 裁判員制度は間違いだ

著者等紹介

井上薫[イノウエカオル]
弁護士。1954年、東京生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。判事補、判事を経て2006年、横浜地裁判事を最後に退官。裁判官時代に「蛇足判決理論」を唱え、裁判の合理化を追求した異色の存在。2007年、弁護士登録(東京弁護士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イガラシ

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素人に裁判員をやることなどできるのだろうか。「事実認定」、「法令の適用」、「刑の量定」など、素人にできるわけがない。できない以上裁判官が言ったとおりの結果になるだけであり、それなら裁判員など必要ないだろうと思ってしまう。一番の問題点は最後の方に書いてあった、「試してみて、死刑になった被告人はどうするの?」ということだろうと思う。結局、裁判はプロに任せるのが一番良いと思う。2010/08/26

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