Wac bunko
誇れる国

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  • サイズ B40判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898315859
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0234

内容説明

ABCD包囲網から「ハル・ノート」まで、アメリカ側に「日本に無理難題をふっかけ、イヤといわせて、戦争せざるをえなくする。しかる後、日本を徹底的に叩きのめす」という開戦の意図があったと勘繰らざるをえない。日本としては、戦うしか選択の余地のない窮地に追い込まれた。駐米日本大使を通しての必死の呼びかけに、アメリカは応えようとする気配さえなかったのである。はたして日米開戦は日本に責任があるのか!日本人よ、「歴史の真実」を取り戻せ!「公」に尽くす人間を育てよ。

目次

第1章 正しく生きる(他人があって初めて生きるルールを学ぶ;国を基礎として「自己」を確立することが大切だ ほか)
第2章 自分の国に誇りを持とう(日本人はなぜ、「日の丸」を上げないのか;このままでは「根無し草民族」になる ほか)
第3章 「公」に奉仕するこころを養う(公に尽くす教育の基本は「しつけ」にある;「教育勅語」が目指したものとは何か ほか)
第4章 志、高く生きる(「国益を守る」どういうことか;「万国公法」は弱を奪う一道具だった ほか)
第5章 日本人よ、「歴史」と「公」を取り戻せ(「野蛮人の国」から出発した日本;命をかけて日本の将来のために主張を続けた男 ほか)

著者等紹介

中條高徳[ナカジョウタカノリ]
(社)日本国際青年文化協会会長。1927年長野県生まれ。陸軍士官学校、旧制松本高校を経て学習院大学卒業。アサヒビール株式会社常務取締役営業本部長として、会社の再生計画を成功させる。同社代表取締役副社長、アサヒビール飲料会長を経てアサヒビール名誉顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takeru Shimo

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<要約>アサヒビール会長の中條さんの本。国家とは、志とは何か?国家観、歴史観を孫世代に向けて書いた本<感想>うんー、ふむふむとなりながら読んだ、既視感があった。<活かせること>・政治とは正しさを攻める、求めるものである。・組織の長(ここでは連隊長)に求められるものは葵で富嶽の重きを威ずるような高徳の士であり、身を捧げて惜しくない信頼の持ち主たる人物たることであった。2015/12/06

真田誠

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誇り高き日本。 必読すべし。 歴史を取り戻すための、入門としても良いと思います。2013/01/01

SGM

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何も知らないが故の自虐史観。①日本人は「精神的カルタゴ」政策で魂を抜かれ、「精神改造」されて戦後をスタートさせられた。②日本の経済成長は日本人もよく頑張りはしたものの冷戦構造という偶然的な「神風」によってされたとの認識。③冷戦構造の解消によって日本を取り囲む経済的パラダイム(枠組み)は大きく変わった。日本は国家が頂上にあり、官僚作製の方程式に従ってきたら大方成功した。〜中略〜生活者のためにすべての矢印は向いていたのだ。これを踏まえた自立の精神がなければ日本を真に立て直すことができない。(P233)2014/05/01

たつ

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著者は元アサヒビール会長でスーパードライでアサヒビールを建て直した方。その前は陸軍の軍人だった 前に”おじいちゃん戦争の事を教えて”を読んでいたが、それよりもより大人向けの本。前の本ではアメリカに留学した孫娘に 「学校の歴史の授業で日本とアメリカが戦った戦争のことについてディスカッションしたが何も意見が言えない、戦争のことを教えて欲しい」と聞かれたことを本にした。こちらもお勧めです 良い悪いではなく、私たちは戦争のことをしらなすぎる。それを教えない教育のせいだと思うが、私たちは先祖代々引き継いできた2011/12/09

dama

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魂が揺さぶられる一冊。自身の無知さを思い知らされる。 憲法改正の意味はよく分からなかったが、これを読むとその意味が掴める。最終的に同じ文言になるかもしれないが、自分たちで考えて作り上げるそのプロセスが必要だと思う。 "個"だけでなく"公"、"権利"だけでなく"義務"。日本人が元々持っていた、そしてアメリカによって消されてしまったものを、もう一度取り戻す。 日本の近代化に尽力され、そして独立国としての気概を示した、明治の先人様たちに本当に感謝したい。2011/04/30

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