内容説明
ABCD包囲網から「ハル・ノート」まで、アメリカ側に「日本に無理難題をふっかけ、イヤといわせて、戦争せざるをえなくする。しかる後、日本を徹底的に叩きのめす」という開戦の意図があったと勘繰らざるをえない。日本としては、戦うしか選択の余地のない窮地に追い込まれた。駐米日本大使を通しての必死の呼びかけに、アメリカは応えようとする気配さえなかったのである。はたして日米開戦は日本に責任があるのか!日本人よ、「歴史の真実」を取り戻せ!「公」に尽くす人間を育てよ。
目次
第1章 正しく生きる(他人があって初めて生きるルールを学ぶ;国を基礎として「自己」を確立することが大切だ ほか)
第2章 自分の国に誇りを持とう(日本人はなぜ、「日の丸」を上げないのか;このままでは「根無し草民族」になる ほか)
第3章 「公」に奉仕するこころを養う(公に尽くす教育の基本は「しつけ」にある;「教育勅語」が目指したものとは何か ほか)
第4章 志、高く生きる(「国益を守る」どういうことか;「万国公法」は弱を奪う一道具だった ほか)
第5章 日本人よ、「歴史」と「公」を取り戻せ(「野蛮人の国」から出発した日本;命をかけて日本の将来のために主張を続けた男 ほか)
著者等紹介
中條高徳[ナカジョウタカノリ]
(社)日本国際青年文化協会会長。1927年長野県生まれ。陸軍士官学校、旧制松本高校を経て学習院大学卒業。アサヒビール株式会社常務取締役営業本部長として、会社の再生計画を成功させる。同社代表取締役副社長、アサヒビール飲料会長を経てアサヒビール名誉顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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