内容説明
“Dupes”左翼に騙されて正義ぶるおバカさん。いま日本を危機に陥れている元凶・デュープスが官僚・マスコミを支配している。
目次
はじめに―日本を危機に陥れる「デュープス」をご存じですか?
第1章 日本はやっぱり「カエルの楽園」―「中国肺炎」の教訓
第2章 憲法改正はなぜ進まないのか
第3章 本当に危うい日本の安全保障
第4章 日本人のための「日本の歴史」を取り戻そう
第5章 インテリジェンスなき日本でいいのか
第6章 コミンテルンの亡霊に怯えるな。しかしデュープスを注視せよ
おわりに―インテリジェンスの重要性を知ってください
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
昭和31(1956)年、大阪市生まれ。作家。同志社大学中退。放送作家として『探偵!ナイトスクープ』等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』(太田出版、現在講談社文庫)で作家デビュー。『海賊とよばれた男』(講談社)で第十回本屋大賞受賞
江崎道朗[エザキミチオ]
昭和37(1962)年、東京都生まれ。評論家、拓殖大学大学院客員教授。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。2019年第二十回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きあら
18
「虎ノ門ニュース」の特集で取り上げたテーマを、改めて対談し、まとめた本。江崎さんは、最近一番のお気に入りの評論家で、安全保障やインテリジェンスを淡々と誠実に話してくれる。実際に動画で見聞きした事も多いけど、文章で読むと知らない事も多い。そして改めて今日本がさらされている危機は本当に瀬戸際だと思う。2021/03/31
Nazolove
16
久々読了。 前相棒でもあったようなテーマだったけど、日本は「なんとなく平和」っていう空気が漂っているな、っていうのを感じてしまった。 生粋のテレビっ子なので今すぐテレビをみるな、なんていうのは無理なのかも知れないけど、自分なりきにひとつ出来事が起きたら自分の意見を持たないといけないな、なんていうのは感じるところがあった。(自分の意見を高めるために基礎知識も学ばなければいけないけど。) 今学校の勉強も知識よりもあなたならこういうときどうする?ということを問われているのかな、なんて感じた。2020/08/09
Masap
7
日本の安全保障を憂うお二人の対談集。近代史が大きく変わる可能性の指摘には驚愕しました。旧ソ連をはじめとした共産党員のスパイが両国の意思決定部門にいて第二次世界大戦の引き金になっていたかもしれないなんて。。そう考えるとスパイを取り締まる法律さえ無い某国はまさにスパイ王国、国益の損失のツケは国民に来ると思うと残念でならない。そういう意味では押し付けられた憲法を見直す機会とすべきかもしれない、コトが起きる前に。とにかく面白い作品でした。2021/08/22
キリン
6
百田さん、好きだな。2021/03/08
H
6
本当に危ない状況になってきた。日本にインテリジェンスが根付かないわけはないと思うのだが、学界とマスコミにスパイが多すぎることでいつも足踏みしてしまうのが歯がゆくて仕方がない。2020/05/23