背信―銀行・弁護士の黒い画策

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898314456
  • NDC分類 460
  • Cコード C0034

内容説明

中国銀行は最初から「林原」を潰す腹積もりであった、その理由は?!味方と思っていた弁護士がある日突然、敵側に!バイオ企業・林原「破綻」の真実!

目次

第1章 『破綻』出版をめぐる闘い(詐欺の被疑者として取り調べられる;警察から出頭命令 ほか)
第2章 「老年探偵団」の結成(生活の大転換を敢行;過熱化する「黒幕」推理 ほか)
第3章 長く厳しい法廷闘争の開始(デコボコ・コンビ、「明智小五郎」を訪ねる;中国銀行の疑義リスト ほか)
第4章 中国銀行は何をしたかったのか(天下分け目の「西天満会議」;知らされなかった金融庁の指導事項 ほか)
第5章 銀行の「罪」と弁護士の「罪」(広島高裁へただちに控訴;またもや驚愕の新情報が飛び込んでくる ほか)

著者等紹介

林原靖[ハヤシバラヤスシ]
1947年、岡山市生まれ。長兄・健と共に林原グループ各社の経営に当たる。岡山大学付属中学、慶應義塾高校、慶應義塾大学商学部卒業。1969年、林原株式会社に入社。1978年、取締役経理部長就任。総務、人事、システム、広報、関連事業、各部長兼務。1985年、株式会社林原など基幹4社の専務取締役に就任。2000年、太陽殖産社長に就任。兼務の本体専務として管理、生産、営業、国際、関連子会社もあわせて管掌。2011年2月、会社破綻ですべての役職を辞任、今日に至る。2003年4月より(非営利)グローバル・リサーチ・アソシエイツ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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それいゆ

59
中国銀行の言い分がどこかに載っているのでしょうか?この本を読む限りでは極悪非道な銀行ですが、何も反論してないのでしょうか?天満屋も未来の見えないデパートのような印象ですし、イオンモール開業後、駅前商店街の未来に希望が持てるなど考えられないでしょう!岡山の人たち、マスコミはどう思っているのでしょうかね?今後の展開を見守りたいです。2016/06/05

たこ焼き

6
自分の納得しない調書サインしない。研究ビジネスはあたっったら爆発的に売れるがそれまでは赤字垂れ流し。価値の高い土地を担保に研究投資の資金調達。メインバンクの株を持ち過ぎて目障りかつかつ開発せずに残っている優良の土地を活用しないオーナー企業の脇の甘さを利用して実体以上に事業状況を悪く評価し破綻させ当該企業が所有する土地を活用し利益を得るという筋描きをメインバンクが書いていたので再生への検討をする隙を見せずスムーズに破産手続きを済ませることができた。その際に弁護士を活用して内部情報をスパイすることもしていた2024/05/18

トラビス

4
地方の非上場優良企業がメインバンクと弁護士に解体されるという会社乗っ取りスキーム。もし訴訟や懲戒請求の結果が著者に納得しがたい内容となるのであれば、山崎豊子さんの“華麗なる一族”のような実話をモデルに企業小説を得意とする作家と組んで小説化し銀行の悪事を広く世間に暴露してみてはどうだろうか。岡山ではこの事件の異常性を地元の新聞もほとんど報じない。社会部、経済部の記者はまったく何をしてるのか。2016/02/06

ハパナ

3
裁判の陳述書を延々と読んでいるような気分になりました。 2016/09/01

都人

1
そら倒産したんだから言い分はあると思うが。「名門」意識が過剰に見られる。多分、無防備過ぎたのだろう。会社に顧問弁護士がいなかったのか。2016/06/30

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