三橋貴明の日本を豊かにする経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898314227
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

内容説明

わが国のデフレという重病を治すためには、とにかく「正しい政策」を全てやることだ。公共投資削減、規制緩和、とんでもない。私は本書でデフレ解決のための最終的な考え方を示したい。(著者)

目次

将来世代へのツケとは
お金は使っても消えない
お金はめぐって所得を生む
国家の富について知ろう
デフレの真の恐怖
安全という商品
日銀の欺瞞を許すな
財政と国防は一蓮托生だ!
マンデル・フレミング・モデルに騙されるな
国民経済の基本とは〔ほか〕

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
経済評論家、中小企業診断士、作家。1969年、熊本県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出している。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

20
‘12年初出。非正規→正規雇用への切り替えを(4頁~)。国債など国の借金は国民にとっての資産であり、負債でない(30頁)。著者は円建てで、国内に住み続けるならそうなる(53頁)が、私はこれから円だけで大丈夫か、と思う。外国に口座を外貨でもっておくとか思わなくてもよいのか、という不安。富裕層が心配することかとは思うけど。我々はアジア通貨危機の後、自殺が1・5倍になり、デフレは物価下落のみならず、国民所得が失われ、失業率上昇させる悪を追及せねばならない(95頁)。 2015/01/13

ムカルナス

7
デフレ脱却にはアベノミクスの第一の矢にあたる金融政策と政府による需要喚起(財政出動)の組み合わせが必要という。具体的には建設国債発行により防災を中心とする公共事業と防衛に思い切った投資を行い需要を喚起することによりGDP拡大をめざす。現在の政府は規制緩和、TPP、構造改革等、民需主導の経済成長でデフレ脱却をめざしているが民間の投資意欲が冷え込んでいる状態で実行するとグローバル資本等、一部の勝ち組だけを儲けさせるだけで国は豊かにならないという。経済に疎い読者にも理解できるよう丁寧に説明されている。2017/07/13

スプライト

1
雑誌連載の寄せ集めであり、新しい内容は無いが読みやすい。国富とマンデルフレミングモデルについて良く学べた。2014/06/08

シンゴジラ

0
★★★★★2017/09/24

Hana

0
デフレが問題なのは給料が上がらないという点には合点。国民の福祉のために使われるような赤字国債の発行はダメ、公共事業に使われる建設国債はマル、国防のための出費はマルという点は納得いかない。2015/11/10

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