ものづくり道

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898310762
  • NDC分類 504
  • Cコード C0095

内容説明

半世紀にわたって日本中の開発者、生産現場が耳を傾けたヒラメキの鍵。人が喜ぶモノを創るために本当に大切なことって何だろう?いま「幻の名著」がアイデアを生むバイブルになる。

目次

1 オリジナリティのつくり方
2 異質×異質
3 価値を生む術
4 現場にあるアイデア
5 大自然と経験と
6 ものづくり道

著者等紹介

西堀栄三郎[ニシボリエイザブロウ]
日本流品質管理の創始者的存在であり、戦後日本を語るとき欠くことができない伝説の技術者。1903‐1989、京都大学卒。京都大学助教授を経て、実生活に役立つ研究をするため東芝へ。44年、量産のための真空管「ソラ」を発明。日本の半導体研究の基礎をも築いた。また、統計的品質管理を輸入し、徹底した日本流品質管理を全国へ普及させた功績によりデミング賞受賞。電電公社特別研究室長、日本原子力研究所理事を歴任。登山家、探検家としても知られる。戦後初めてネパールに乗り込み、ヒマラヤ登山の道をつけたほか、第一次南極観測越冬隊長としても多大な功績を残し、『南極越冬記』(岩波書店刊)はベストセラーに。「雪山賛歌」の作詞者としても著名
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♡kana*

15
頑張ったけど、読みきれず。 相性ってことにしよう。 次!2016/05/28

がんもどき

8
日本人を信頼し、性善説に基づいた日本の発展のための心得を書いた本。著者はまさかその没後に日本が派遣業で同じ日本人から搾取し、その生き血をすするがごとき人間がトップに立つとは思いもしなかったのだろう。今の日本を見たら憤慨するか、絶望するか。2024/04/07

じん

1
東芝、日本原子力研究所などで品質管理や開発に携わった西堀榮三郎が自らの経験を踏まえて製造業における心のもち方、「技士道」について説いている。タイトルから想像するより組織作りやマネジメントに関する話題に重点が置かれていたが、これは探検家として隊を率いる機会があった影響が大きいように思われる。技術者は放任してリーダーは責任だけ取るべしというスタンスは若手にはありがたい考え方だが実行して活かせるのは数十年先になりそうな話ばかりだった。2025/08/03

きくみ

1
読み終えるのに随分と時間がかかってしまった。少し読み進める度に、思考があっちこっちにいってしまい、なかなか進んで行かなかった。1冊の中に「技術者とはなんぞや」というエッセンスがたくさん盛り込まれており、繰り返し読みたいと思った。1度読むだけでは吸収しきれない。心に留めたいと思ったのは、技術は悪用しようと思えば、人類のためにならないようにも使える。よって技術者は自分自身の精神を高めていく必要があるということ。2020/02/02

酔花

1
ものづくりとはこうあるべきものだ、という西堀栄三郎の信念が語られている。この手の本は、下手すると独りよがりの持論を展開するだけのものに鳴りかねないが、日本に品質管理という概念を持ち込んだものづくりの父だけあって、語られる信念は今読んでも得られることが多い。2016/07/10

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