内容説明
当時の過酷さを知らない世代の著者が、50人を超える当事者たちに意外な角度から取材をし、数百本におよぶ作品視聴、当時の雑誌や裁判資料、手記などでファクトチェックを幾重にも行った、全く新しいロマン・ポルノ史の力作!!
目次
第1章 運命の序曲:一九一二~一九七二(ロマン・ポルノって何だろう?;ロマン・ポルノのスタート ほか)
第2章 ロマン・ポルノの青春:一九七二~一九七八(摘発はカツドウ屋たちに火を点けた;ベテランたちのロマン・ポルノデビューラッシュ ほか)
第3章 にっかつの光と影:一九七八~一九八八(紙爆弾とクーデター;根本体制への転換:クーデターの内幕 ほか)
おわりに(ロマン・ポルノは終わっていない;当事者たちが今語る「ロマン・ポルノとは何か」)
著者等紹介
千葉慶[チバケイ]
1976年、千葉県生まれ。千葉大学社会文化科学研究科で博士号(文学)を取得後、現在は明治大学・武蔵野美術大学・大妻女子大学・千葉大学などで非常勤講師として勤める。美術史研究者・歴史学研究者(近現代日本)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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