映画俳優 池部良

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  • サイズ B6判/ページ数 415p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898302071
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

この本は、二〇〇三年に出版された「映画学」17号(早稲田大学映画学研究会)の「巻頭特別インタビュー 映画俳優 池部良」をもとにしている。今回、ワイズ出版で刊行するにあたって、新たに池部良ご本人にインタビューを行うとともに、市川崑、篠田正浩、降旗康男といった、現場の池部良を間近に見ながら、池部良を作り上げていった監督たち、また、池部良と共演した淡島千景、司葉子のお二人にも話を伺った。最後に高倉健が池部良に宛てた書簡は優れた池部良論となっている。

目次

第1章 池部良インタビュー
第2章 池部良にかかわる監督、女優インタビュー(市川崑監督;篠田正浩監督;降旗康男監督;淡島千景;司葉子)
第3章 高倉健書簡
第4章 池部良フィルモグラフィー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

斉藤フィオナ

1
池部良の映画は数えるほどしか観ていないけれどこれを機にちょっと追いかけてみたくなった。 本人インタビュー、監督(市川崑、篠田正浩、降旗康男)、共演女優(淡島千景、司葉子)インタビュー、そして高倉健の書簡、どれも興味深く面白い。 巻末のフィルモグラフィーは圧巻だが池部ファンの編集者による解説はほとんどすべての作品の演技について控えめな言葉を使いながらも実はガンガンに褒めてあって、ちょっと笑える。 それにしてもこんな本をよくぞ作り、出してくれました。2014/10/21

mn

0
再読。秀逸なインタビュー。「乾いた花」をまた観たくなった。2017/01/09

0
自分が観ていたのは勿論晩年から最晩年の、テレビドラマにも出るようになった池部良だったし、実を言えば映像より文筆家としての方が馴染み深いくらい。ちょっととぼけたような照れたようなぶっきらぼうな台詞回しだと思いつつ、この世代とは思えない日本人離れしたスマートさには見惚れたものだけれど、ここでの語り口には心底ぽお……っとさせられる。あんまり映画に熱心な方ではない自分でも、ここで紹介されたものはすべて観たくなったほど。ああ、それにしても何て素敵な殿方だろう? この一冊の出版に関わった、すべての人に心から感謝を!2012/03/25

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