内容説明
成瀬巳喜男監督の演出術を中心に、実際の作品を基に成瀬映画の魅力を紹介。
目次
第1章 成瀬映画はアクション映画である
第2章 成瀬映画のテンポとリズム
第3章 成瀬映画のこだわり
第4章 成瀬映画の逞しい女たちと頼りない男たち
第5章 作品分析『まごころ』と『娘・妻・母』
第6章 インタビュー石田勝心監督に聞く
第7章 成瀬巳喜男フィルモグラフィー
著者等紹介
平能哲也[ヒラノテツヤ]
1958年東京都生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒業後、会社勤務の後、専門コンサルタント(広報・危機管理)、著述家として独立、現在にいたる。本業のかたわら趣味として日本映画、特に成瀬巳喜男監督を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Gen Kato
4
おもに編集の観点から追った成瀬巳喜男研究本。写真が豊富なうえ、あまり評価の高くない作品に対する愛が感じられて嬉しい。それにしても手軽に観られる成瀬巳喜男作品が少なすぎる。もっとDVD化されてほしいよなあ…2017/09/06
ハイパーマイ苦
1
写真が豊富で便利な指南書。スタッフの証言や作中人物のなんでもベスト10とかもあってすごく面白い。
カトキチ
0
成瀬巳喜男がどのように画を作っていたのか?が細かく書かれていて勉強になる。「成瀬巳喜男はアクション映画だ」という論なのだが、結構納得する。2007/07/26
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