内容説明
本書は、つくるとはどういうことなのか、どうすれば創造できるのか、つくるということに焦点を絞り、つくることの意味と構造をクリエイターの言葉をヒントに解説したものである。
目次
第1章 創造論(クリエイターの言葉をヒントに創造について考察する;深作欣二;若松孝二 ほか)
第2章 わが創造の原点を語る(中村幻児インタビュー)
第3章 シナリオ創作(シナリオは映像づくりの基本;企画書のつくり方;プロット、あらすじのつくり方 ほか)
第4章 映像制作に関する資料(映像を創造するための方法論;企画、製作から回収まで;映画製作のプロセス ほか)
著者等紹介
中村幻児[ナカムラゲンジ]
1947年、栃木県大田原市に生まれる。慶応義塾大学、東京綜合写真専門学校在学中よりCMやPR映画の撮影スタッフに参加。若松プロではじめて劇映画を経験する。その後、主に梅沢薫監督に師事。1972年、『悲しき妖精』(日活配給)で初監督。日活系と独立系の成人映画を約10年間にわたって70作品監督。1973年、幻児プロ設立。プロデューサーを兼務し、門下生が監督やシナリオライターで活躍している。1982年、筒井康隆原作『ウィークエンド・シャッフル』で一般映画に進出。その後、テレビの2時間ドラマ、CM、プロモーションビデオなどを多数監督。1993年、映像クリエイターの育成校「映像塾」を創設。現在に至る。日本映画監督協会常務理事。日本シナリオ作家協会所属
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