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こうして法律は成長した 回想・育児休業法〈後編〉―法律の誕生と成長の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898273975
  • NDC分類 366.32
  • Cコード C0032

内容説明

あれから、約20年が過ぎた。育児休業法は、法制化に携わった担当者が、当時、予想もできなかったような展開をしてきた。法律の成長の過程を振り返って、時代状況の変化、そして国民の意識の変化が、どのような政策の進化をもたらしたか。改めて、辿ってみた。

目次

5章 「小さく産んで大きく育てる」―権利の拡大と実効性の確保(一九九二年四月~現在)(第一期の改善;第二期の改善 ほか)
6章 「安んじて育児休業できるように」―休業中の経済的援助の充実(一九九二年四月~現在)(雇用保険を活用した事業主への奨励金による育児休業制度の普及;事業主への奨励金から育児休業制度の法制化へ ほか)
7章 悔いが残った公務の育児休業法の問題点とその是正(一九九九年改正)(期末手当・勤勉手当の基準日主義について国会での追及;特定職種の育児休業法の時代はどうであったのか? ほか)
8章 公務の非常勤職員の悲哀(一九九二年四月~現在)(公務部門における非常勤職員の実情;制度のすきまと公務の非常勤職員の悲哀 ほか)
9章 育児休業を巡る「法律の誕生と成長の軌跡」を振り返って(思考の三原則;見違えるばかりの成長ぶり ほか)

著者等紹介

大村賢三[オオムラケンゾウ]
1950年北海道芽室町生まれ。北海道芽室高校・北海道大学法学部卒業。人事院給与第二課。国際労働機関(ILO)。外務省国連代表部一等書記官。人事院補償課課長補佐。人事院福祉課上席婦人福祉専門官。人事院研修企画課長。人事院公平審査局審議官。公務員研修所長(2004~2006)。明治大学・法科大学院兼任講師(2004~)。国家公務員倫理審査会事務局長(2007)。立命館大学・公共政策大学院・公務研究科教授(2008~2010)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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