集英社文庫*ポケットマスターピース<br> ディケンズ―ポケットマスターピース〈05〉

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集英社文庫*ポケットマスターピース
ディケンズ―ポケットマスターピース〈05〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 842p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087610383
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

今も英国で愛される作家、ディケンズ。『デイヴィッド・コッパフィールド』『骨董屋』『我らが共通の友』の3長編の抄訳で、波瀾万丈の人生を描く稀代のストーリーテラーぶりをご堪能あれ。(解説/辻原登)

内容説明

我々は、「夏の夕暮れの光が消えるように、儚く逝った」薄幸の少女ネル(『骨董屋』)に涙を流し、跳梁する悪と貧困、虚栄と憎悪、悲痛な恋と変身・分身の劇がめくるめくように展開する『我らが共通の友』に十九世紀小説の最高の達成をみて、胸を躍らせる。スリルありサスペンスあり、ミステリーあり、数えきれないばかりの人物たちと事件がやがてジグソーパズルが形をなすようにして、壮大な勧善懲悪のカタルシスを伴って幕を閉じる。

著者等紹介

ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ] [Dickens,Charles]
1812.2.7‐1870.6.9。イギリスの小説家。イングランド南岸のポーツマスに生まれる。父の借金により学校をやめ、靴墨工場に働きに出るなど辛い少年時代を送りつつも勉学に励み、新聞記者として頭角を現す。初の単行本『ボズのスケッチ』が人気を博し、以後当代屈指の人気作家として数多くのベストセラーを執筆

辻原登[ツジハラノボル]
1945年和歌山県生まれ。小説家。90年『村の名前』(文藝春秋、のち文春文庫)で芥川賞、99年『翔べ麒麟』(読売新聞社、のち文春文庫、角川文庫)で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』(文藝春秋、のち文春文庫)で谷崎潤一郎賞、10年『許されざる者』(毎日新聞社、のち集英社文庫)で毎日芸術賞

猪熊恵子[イノクマケイコ]
1979年愛知県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程満期退学。現在、東京医科歯科大学教養部准教授。専門はイギリス十九世紀文学(主にディケンズ、ブロンテ)、文学作品における語り手の表象および語り手の「音声」の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

79
名作をかなりコンパクトにまとめたという印象です。スリル、サスペンス、ミステリーと高いエンタメ性がある長編が抵抗無く読める感じでした。抄訳ならではの良さと言ってもいいのですが、かなりばっさりと話を省略しているので勿体ない気もします。いつかきちんと作品を読みたいと思いました。ディケンズの入門として見ても少し不親切です。抄訳のみではなく、名作『クリスマス・キャロル』の全文を入れた方が良いのではないでしょうか。2016/03/22

ゆーかり

17
『デイヴィッド・コッパーフィールド』『骨董屋』『我らが共通の友』を収録。ディケンズでこの三作と言う渋いセレクション。訳は読み易い。残念なのは抄訳という事。途中「何章から何章の梗概」というのが挟まれ最後は「後略」で終わってしまうのだ!これには驚き。ダイジェストでもないわけ。これでは作品の印象が違ってしまうので、やはり全訳を読みたい。ディケンズ未読の方も読むのなら全訳を読んで頂きたい。2018/11/04

Ribes triste

8
子供時代からの私のNo.1は「ディヴィット・コパフィールド」です。この本は非常に良い訳で読みやすくて楽しんでいたんですが、唐突に後半部一番の山場で終ってました(涙)。ダイジェストでもいいので、この翻訳で最後まで読みたかったです。(といっても、もはや覚えるほど読んでるんですが)。まあでも、三作も読めたらお買い得なのかもしれない。(我が共通の友も途中切れでした(涙))2016/05/28

圓子

6
人が多すぎてとっ散らかっている感じがぬぐえない。ご都合第一かとおもえば妙に説教臭くなったりで好きな方向性の作家ではないようだ、ということがわかった。2017/08/26

圓子

4
『骨董屋(抄)』読了 ネルの献身はそりゃあ美しいけれどもさ、周囲が酷すぎてかえって滑稽で愚かに見える。こんなに長く引っ張るべき物語ではないような感じもある。同時代人であれば嵌まる感覚だったのだろうか。とすると、読者の反応を見て筆を進めたということの弊害なのか。2016/10/13

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