内容説明
日本人の魂の原点に触れる旅。イワクラ(磐座)に魅了され続けてきた著者が何年にもわたって訪ね歩いた遺跡群。それら磐座にまつわる神々の背景に迫るべく、文献と現地取材で調べた詳細をまとめあげた意欲書。
目次
井伊家発祥の地に眠っていた巨大な磐境空間―渭伊神社(静岡県)
三輪の神奈備―大神神社(奈良県)
日本庭園の原形となった蓬莱島―阿智神社(岡山県)
琉球随一の聖地と王朝―斎場御嶽(沖縄県)
古代東山道・手向の磐座―雨境峠の鳴石(長野県)
丸石神―甲府盆地の道祖神(山梨県)
県名の由来となった「三ツ石」―三ツ石神社(岩手県)
石碑の台座にされた磐座―安房坐神社(千葉県)
大鯰の頭を押さえる要石―鹿島神宮(茨城県)
常世から還ってきた石神―大洗磯前神社・酒列磯前神社(茨城県)〔ほか〕
著者等紹介
池田清隆[イケダキヨタカ]
1946年、愛媛県生まれ。中央大学経済学部卒業。2000年、ベネッセコーポレーション取締役退任。以後、八ヶ岳南麓(大泉町)に移り住み、現在に至る。現在、財団法人福武学術文化振興財団の評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。