内容説明
推理ロマンから計算論理への誘い。「魏志倭人伝」は、既存の漢文読み下し方法では正しく理解することができない、本書では漢文の行路記事を言語データとして三段論理に区分処理し、文章構造を語法解析によって、その内容を正確に解きほぐすアプローチとする。
目次
補章
序章
第1章 倭人伝行路記事の結論―5W1H
第2章 「漢文読み下し」だけでは倭人伝行路記事を正しく読めない!
第3章 倭人伝をやさしく読むための予備知識
第4章 魏志倭人伝Q&A式語順読み下し
第5章 漢文読み下し論との対話
著者等紹介
中野雅弘[ナカノマサヒロ]
1937年生まれ。幼少時代から宗教大学までは、僧侶の道をまっしぐら。青年期に物心ついてからは経済学へ転向。サラリーマン時代は主として、横文字世界の海外向け大規模工場建設や海外駐在などを経験。25年ほど前に独立してから海外プラント輸出のコンサルタント・翻訳会社経営。傍ら、比較言語学の研究および魏志倭人伝・邪馬台国論に没頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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