内容説明
私は心の洞窟に逃げ込んだ。誰の手も及ばない、光の届かない洞窟へと。16歳で躁鬱病を患い、現在も病と付き合い続ける著者が描く、楽しくて切なくて、悲しくて悶え苦しんだ季節の記憶。
著者等紹介
石村伸子[イシムラノブコ]
1970年生まれ。東京都出身。青山学院女子短期大学卒業。旧運輸省に勤務の後、結婚退職。その後、慶応義塾大学文学部に入学。在学中に小説を書き始めたことがきっかけとなって同大学を中退。16歳で躁鬱病を発病し、現在も病気と付き合いながら文筆活動を続けている
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