内容説明
酒鬼薔薇聖斗はA少年とは別人!?国もマスコミもこれらの疑問に答えよ。「酒鬼薔薇」とA少年の筆跡は不一致。法医学者は金ノコ凶器説を否定。複数が証言するA少年のアリバイ。法律家は「検事調書」の虚構性を指摘。自白は「だまされ強要されたもの」と家裁が認定…。
目次
プロローグ 神戸事件の発生から現在まで
第1部 小学生惨殺はA少年の犯行か―あまりにも多い不条理と疑問
第2部 「文芸春秋」が掲載した検事調書の検証―どこまで信じられるのだろうか
第3部 「神戸事件」私はこう思う―市民の声を無視していいのか
エピローグ 私たちの真摯な訴えに答えてほしい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安藤
1
この本を読み終えたあと、事件関係の他の二つの手記を読みました。一番に読んだのがこの本だったので、私は驚くばかりでした。二つの手記を読んでみるとこの本と一部書いてあることが違うのです。出版された時期が違うから、でしょうか?…情報に惑わされない。本当に大事なことと思います。マスコミが流す情報を鵜呑みにしないと、この本に教えられました。また、本に書いてあることだって真実であるとは限りませんよね。2013/09/01
チャリー・コグコグ
1
さて~~難しい。この本に書かれていることはどこまで真実なのか?それ自体を疑いながら読了。しかし、1997年、当時14歳の少年Aが起こしたとされている神戸連続児童殺傷事件には疑問点が多数あることを知り、少年法の矛盾なり盲点なりを新たに気づかせられる内容だった。2013/07/03
Y.T
0
☆☆★2016/03/28
ikurayann
0
一体真相は何か・・・。何が真実で何が偽りなのか・・・。加害者と被害者しか分からない事実・・・。何とも後味が悪い・・・。2015/11/03
アルクシ・ガイ
0
サカキバラもの、四冊目。週刊誌そのままの文体で、かなり損をしている。あっちの本では確たる証拠として書かれていたものが、こっちの本では嘘偽りとなっている。で、真実はどちら?といえば、そんなものが一読者にわかろうはずもない。ただ「事実」と世間に膾炙しているものでも、反証はひととおり揃っているのだと知るのは無駄じゃない。供述書を警察が「作文」するのは、私も経験済みです。「私は」が目立つ酷い文章に署名させられました。人称だけでもどうにかできないものか。2015/04/28
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