著者等紹介
清川あさみ[キヨカワアサミ]
布や糸を使ったアーティストとして写真に刺繍を施すなど、その独特な世界観は幅広い年齢層にファンを持つ。CDジャケットや広告のアートディレクターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yanae
60
今まで手に取った清川さんの作品は、他の人とのコラボ作品ばかりでしたが、こちらの絵本は内容も清川さんが作った絵本です。登場人物はココちゃんとダンボールちゃんの2人だけ。前半はそれぞれの負の感情が出てきます。認めてもらえないことの、悲しさ・怒り。後半で一度リセットして、落ち着いてみれば、他に頼れる仲間がいる。一人じゃない世界には美しい景色が広がっている。後半の数ページの絵は本当にきれい。他の方の感想に自己啓発の絵本という言葉があるのに、なるほど、とうなづきました。2018/10/30
アキ
49
ココちゃんもダンボールちゃんも刺繍入りグラフィックが美しいし新鮮。周りから見られている自分と自分の中でのマイナスの感情のギャップに落ち込んで、消えてしまいそうになったけど、リセットして、一緒になってからは素晴らしい世界が広がる。それは自分たちがどこから来たかを知ったから。自然と人が一緒になればなんだってできる。どこにでも行ける。清川あさみの感性が素敵です。2019/11/30
かおりんご
18
これも絵本になるのかな?とっても素敵な、それでいてユニークな手法で作品が作られています。ひとりより、二人がいいです。2013/11/12
シグマ
12
ダンボールちゃんはどういう存在なんだろう。ココちゃんが落としていったものを集めてくれていたのかな。2013/12/03
参謀
4
清川あさみの初の絵本。ココちゃんと彼女に似た存在のダンボールちゃんが自分の居場所を探す話です。絵のセンスはやはり清川あさみ作品でしたね。本の内容より絵本という作品として魅了されます。2013/12/13




