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内容説明
2028年、射殺許可法下の日本―。拳銃ベレッタを手に、トリガーが「悪」を裁く。疾走する、近未来ハードボイルド。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
21
近未来の日本で、国王によって制定された射殺許可法。各都道府県に拳銃所持が許さたトリガーが、悪と見なせば射殺することが認められる。ハードボイルドよりのサスペンスアクションで、ベレッタを撃ちまくる。トリガーである期間は1年間。撃たれた遺族らの復讐もあり、因果は巡る。文章の硬さはあるが、面白さが上回る。コミック版もあるが、たしかにマンガ映えしそうなストーリーだった。2021/03/24
はるるん
16
2028年、かつての政府は崩壊し国王制となった日本。しかし一向に減らない犯罪件数を危惧した国王である冴木は、各都道府県に『トリガー』なる犯罪仕置人とも言うべき人物を配置する「射殺許可法」を制定する。各トリガーを視点にした短編形式となっている。国王の脳波に近い人物が選任されているが、やはり性格は多種多様で使命感にかられる者から、任務に苦しむ者など上手く書き分けられている。時折見せる意外な構成も妙でエンタメとしては十分楽しめる、が犯罪抑止といったテーマを掲げるには人の死や感情をもっと掘り下げて欲しかった。2018/04/22
うさっち
15
お笑い芸人さんが小説って、劇団ひとりしか知らなかったけどインパルスもなのね!なんか芸人さんって文章上手だな♪射殺許可法により個人の判断により「悪」を銃殺することが許されるトリガーの連作短編集。かなり独特な世界観ですが嫌いじゃ無い。全都道府県に一人ずつ任命されているので様々なタイプのトリガー達がいて読んでて飽きないし面白かった。ただ装丁がちょっと…漫画かと思った。2014/09/08
TAKASHI
12
★★★☆☆芸人インパルスの板倉さん著、普通に楽しめました。2018/04/13
山下哲実
12
劇団ひとり氏にしても板倉氏にしてもストーリー展開が巧みだわ!2014/08/18