内容説明
梶井照陰は、佐渡島に住み僧侶をする傍ら、佐渡島の波を撮り続けている。そのこだわりと信念は、スピリチュアルでダイナミックな写真となって、新人とは思えぬ、圧倒的パワーを放つ。第1回フォイル・アワード グランプリ受賞作品。
著者等紹介
梶井照陰[カジイショウイン]
1976年生まれ。1999年高野山大学密教学科卒業。16歳の頃より写真雑誌などで作品を発表し始める。1995年~1999年、高野山で修行。ベトナム、カンボジア、タイ、パプアニューギニア、イギリスなど、世界各国を訪ね、積極的に取材して歩く。現在、佐渡島にて真言宗の僧侶をするかたわら、新潟日報での連載をはじめ、写真家としての活動をおこなっている。『NAMI―梶井照陰写真集』が初めての著書
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かれーらいす
1
本当の波より波然としており、フリージャズの様な先の読めなさと厳しさが溢れている2023/12/20
西澤 隆
1
日本海は、日々眺めている海。だから、この波の顔はいままでずっと眺めてきたものだ。厳しくて、しんどくて、時に優しくて。波の写真を眺めながら、なんとなくいままでのいろんなことを思い出してしまいました。そして、雨の日の昼下がりに眺めた最後の見開き。この穏やかさが最後にあることは、素敵だなあと思います。佐渡にお住まいのご住職にして写真撮り。いつか、お会いしてみたいなあ。2014/10/06
まにまに
0
写真やのに時間を感じた。海が生きて、動いてるみたいやった。2014/06/19
kitakita
0
温泉旅館にて拝読。日本海って感じですね。でも、最後のおだやかさが何とも言えない余韻です。2013/10/14
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