内容説明
突然“恐怖”に襲われて―。めまい、吐き気、しびれ、激しい動悸。立っていられない、電車に乗れない、電話が怖くて受話器が取れない、外出できない、人が怖い、気が狂いそうだ、死ぬんじゃないか。こんな症状が日常だとしたら?パソコン通信で出会った不安神経症のふたりが、あっちへいったりこっちへいったり、様々なお喋りをしながら見つけたものは?ピーター、うさきのメール物語。
著者等紹介
ピーター[ピーター]
96年春と夏に「大発作」を起こす。完全に外出不可能となり、FMHへ入会。現在、複数のウェブサイトを運営しつつ社会復帰の準備中。本名、保阪徹
うさき[ウサキ]
95年頃、突然パニック発作に見舞われ、「人込み」「電車」「外食」「電話」が怖くなり部屋にこもる。現在も通院、服薬中。小劇場中心に、女優活動を継続
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