内容説明
頭にちょうちょうが飛んでんねん。天才少女、待望のファースト作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
14
「圧倒される」とはこのことだろうか。無数の顔がつくる、ひとつの顔、ひとつの世界…男と女、セックス、明と暗…見れば見るほど、なんだか気の遠くなってくるような絵だ。草むらに寝転がっていると空に落っこちてしまいそうになる、あの感覚に近い。各界から“天才少女”と呼ばれたアーティストのファースト作品集。実際の作品を目にしたら、きっとモノ凄い迫力であろうことが容易に想像できる、B4サイズの小宇宙。都築響一氏の『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』でも紹介されていた一冊。図書館本。2009/09/15