内容説明
第一線で活躍する若手経営コンサルタントが、さまざまな角度から商社の実態に迫る。商社業界の仕組みをわかりやすく解説するとともに、商社で働くことの実情を、具体例を交えて紹介。各節の内容をわかりやすく図解し、そこだけでもポイントがつかめるように工夫した。
目次
第１章 商社業界ってどんな業界？（商社って何をしている会社？―役割はビジネスのコーディネート；業界の垣根を越える商社―商社のビジネス領域は拡大中 ほか）
第２章 商社業界の実態（商社の日本経済における役割―経済発展のキーマンへ；世界における商社―グローバルな活動領域 ほか）
第３章 商社業界の歴史と展望（貿易商社のルーツ―原形は幕末の不平等な商館貿易；財閥系商社の登場―明治大正の貿易を支えた三井・三菱 ほか）
第４章 商社業界の組織と業務（組織形態の変遷から―商社の歴史や戦略が見える；金属部門―中国の鉄鋼需要を受け収益拡大 ほか）
第５章 商社の仕事（商社が求める人材―バランスのとれた総合力が必須；商社での仕事 ほか）
第６章 商社業界企業データ（三菱商事株式会社；三井物産株式会社 ほか）
付録（２００７年上場卸売企業連結売上高ランキング２００）
著者等紹介
小屋知幸［コヤトモユキ］
（株）日本総合研究所総合研究部門コンサルティングパートナー。（株）セレンディップ・ラボ代表取締役。早稲田大学卒業後、事業会社の経営企画スタッフを経て、１９９８年（株）日本総合研究所入社。経営コンサルタントとして、各種事業会社の経営戦略、事業戦略に対する支援を行っている。経営戦略や経営動向に関する切れ味のよい分析に定評があり、著書のほか、インターネット上での情報発信にも力を注いでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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