内容説明
ドイツ料理のトリビアと秘蔵のレシピ。第一人者のシェフが教えてくれる家でも作れる本格ドイツ料理の本。日常の定番、ハンバーグの原点に迫る料理も加わりさらに充実の内容です!
目次
1 音楽家の愛したドイツ料理
2 著名人ゆかりの味
3 ハンバーグ
4 ジャガイモ・キャベツ ドイツ料理に欠かせない味
5 ビールとワイン
6 ドイツ料理あれこれ
著者等紹介
野田浩資[ノダヒロシ]
1947年東京品川生まれ。1973年からドイツをはじめベルギー、スイス、モナコで修業。1979年東京新宿のスイスレストラン『モーベンピック』の初代シェフに就任。1987年ドイツ文化会館に『OAGクラブクライゼル』出店。1994年メルセデスベンツ・ジャパン本社ビル内に『ツム・アインホルン』を出店。ドイツの文化や料理を広めるため、企画ツアーや書籍の出版、テレビ出演など多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
50
はじめに。でも書かれてるように「じゃがいも、ソーセージ、ザワークラフト」ばかり思い付くよな、ドイツ料理。・・・少なくともハンバーグが4種類とか、表紙のトマトの中にステーキが入ってるなんて発想考えもしなかった。どれも好きだから美味しそう・・・後ベルンカステルと黒猫のエチケット、すごく気になる。2021/03/22
ふゆ
6
ビールを飲みに南ドイツを旅行した際、結局美味しかったのは安くておいしい白ワインでした。いい匂い、好みの辛口、どこで飲んでも全部おいしい。なんて地方色が豊かなんだろう。後半の料理とお酒のお話も面白かったです。音楽と文学と歴史と政治、すべてこの本で語られること。料理のレシピ本と思ったのは先入観でした。意外な一冊に出会えたと思います。いや、レシピもおもしろかったです。最後は必ず「できあがり。」やさしいなあ。2020/11/14
あきこ
1
ドイツ旅行から帰ってドイツ料理を作りたくなった。地味なイメージのドイツだが、地味なりに料理は美味しかったのだ。しかし、意外とドイツ料理の本はない。本書はレシピも多少あるけれども、それだけではない。有名な音楽家の好んだ料理、地方ごとの料理などドイツの紹介も兼ねている。そう、ドイツは地方色の強い国。旅行してもそう感じたのだった。旅行前に読んだ方が面白かったかもしれない、そういう感じ。2019/05/11
剛田剛
0
誤字が多いのが気にかかった。 ちゃんと校正しているのか。2017/01/04
チョビ
0
ドイツの偉人に絡めた地方の料理紹介が特徴。H.コール氏の前の奥様の顛末には驚く。夫の問題と自分の問題の渦中で自殺を選んだのは、本を書くまでに至った食のこだわりが非常に東洋的に思えたし、キリスト教の教えを超えたのかな、と思う。料理のカルマを感じるが、読むまでドイツ料理って簡素なものかな、と思ってましたが、…贅沢で手が込んでて、こんなの作ってられない!のオンパレード。それを含めて奥さんのレシピが知りたいなあ、と思う。2015/11/30