民藝の擁護―基点としての“柳宗悦”

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898064191
  • NDC分類 750.21
  • Cコード C0072

目次

第1章 新しい民藝のために
第2章 直観というもの
第3章 民藝における創造の問題―「民藝作家」は語義矛盾か?
第4章 宗教と政治のダイナミズム
第5章 利休と宗悦、茶と民藝
第6章 民藝の普遍性をめぐって

著者等紹介

松井健[マツイタケシ]
1949年大阪市生まれ。京都大学人文科学研究所助手、神戸学院大学教養部助教授などを経て、東京大学東洋文化研究所教授。京都大学理学博士。人類学専攻。民族誌記述の方法論、西南アジア民族誌、自然をテーマとする人類学などを研究。近年、工芸についてのフィールドワークと、民藝、柳宗悦の研究を重点的におこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

18
民藝をつくったのは1925年(2頁)。この年は治安維持法ができた頃であることも皮肉な感じがする。現代も、特定秘密保護法だから、民藝と民藝的なものに憧憬が湧いても不思議ではない。歴史は繰り返される。民藝というからには、美しいか否かが問題で(27頁)、柳にとって美しい民藝の廉価、無名かどうかが美とどういう関係にあるのかは検討に値する。2015/01/06

takao

1
ふむ2019/09/08

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