将門記・陸奥話記・保元物語・平治物語

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  • サイズ A5判/ページ数 646p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580417
  • NDC分類 918

内容説明

はるか辺境で生れた新たな力は、みやびに奢る平安の都を震撼させる。つわものの台頭と躍動を描く初期軍記の傑作を収録。

目次

将門記
陸奥話記
保元物語・平治物語

著者紹介

柳瀬喜代志[ヤナセキヨシ]
1939年、福岡県生まれ。元早稲田大学教授。中国文学専攻。1997年逝去

矢代和夫[ヤシロカズオ]
1927年、東京都生まれ。早稲田大学卒。中世文学専攻。元東京都立大学教授

松林靖明[マツバヤシヤスアキ]
1942年、東京都生まれ。早稲田大学卒。中世文学専攻。甲南女子大学教授

信太周[シダイタル]
1937年、大分県生まれ。東京教育大学卒。中世文学専攻。神戸松蔭女子学院大学教授

犬井善寿[イヌイヨシヒサ]
1942年、滋賀県生まれ。東京教育大学卒。中世文学専攻。筑波大学教授

出版社内容情報

平安に奢る都を震撼させた新たな力。そして力と力との激突。平将門と藤原秀郷、源頼義・義家父子と安倍貞任・宗任兄弟、鎮西八郎為朝と悪源太義平の鬼神のごとき武者ぶり。『平家物語』前夜を飾る軍記4点を収録。

 都の貴族が平安の春を謳歌していたころ、中央政府に敢然と反旗を翻し、関東に独立国をうちたて、自ら新たな天皇、「新皇」を称した男、平将門。その反乱の経緯と戦いの有様が記された『将門記』。それから百十数年後、奥州経営をめぐる安倍氏と清和源氏との長く苦しい戦い、いわゆる「前九年の役」の顛末を記した『陸奥話記』。その約百年の後、政権の中枢で、天皇家と摂関家、それぞれの内部の愛憎からこじれた、皇位継承をめぐる争いを描く『保元物語』。さらにその戦後処理の不満から発生したクーデターと、完膚無きまでに没落した源氏嫡流でひとり、斬首を免れて伊豆に配流される頼朝を「虎を野に放つ」と評して巻を閉じる『平治物語』。生と死、愛と戦いの歴史群像。