神の器〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898063439
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

内容説明

私はあなたの窯の女神になる。幾多の苦難の末、遂に井戸茶碗の謎を解き明かした主人公は愛する真子とも別れ故郷・朝鮮をめざす。韓国の著名な陶芸家が14年の歳月をかけてまとめ上げた渾身の一冊!新感覚歴史小説。

著者等紹介

申翰均[シンハンギュン]
沙器匠(陶工)。韓国で最初に高麗茶碗を再現した陶芸家・申正熙の長男として生まれ、現在、梁山市通度寺で申正熙の窯を継承し運営している。2002年に韓国で初めて会寧陶磁器を再現した。韓国工芸大展で特選と銅賞を受賞し、2004年から3回にわたって韓国大統領の国賓贈呈用に茶器と壷を納める。KBS放送の「韓国の美」、MBC放送の「成功時代(申正熙と共同出演)」、また日本のNHK放送「おはよう日本」では作陶過程の生中継に出演するなど多くのテレビや新聞に作品世界が紹介される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitsuru1

2
鍋島藩のお家騒動などもからめながら、井戸茶碗を作るためという理由でついに帰朝した主人公。それにしても日朝の歴史は複雑で重い、細かい点では日韓の視点の違いも少し感じますが、韓国人陶芸家の作者の努力には頭が下がる。2010/05/29

MaL

0
★★★★☆2012/06/13

yearning for peace

0
李参平との和解、刷還使の非情、真子との悲恋、多久長門が操る浪人との攻防などを経て、40年ぶりに帰国した後は、最大の課題であった井戸茶碗、そして悲願の黄陶の作製へ。文章はあまり流麗とはいえませんが、淡々とした描写がむしろ緊迫感を生んでいて、あっという間に上下巻を読み終えました。図書館での偶然の出会いに感謝です。2010/02/28

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