内容説明
名作「こたつ」や「舞妓舞扇」など、抒情的な美人画で知られる竹久夢二。大正・昭和初期、時代の寵児として生きた夢二の人生は、多くの女性に彩られた人生でもあった。日記や書簡、短歌など、豊富な資料から描き出される、恋の遍歴者・竹久夢二のドキュメントストーリー。
目次
茂次郎少年追憶
タマキとの出会い
恋の「港屋絵草紙店」
画学生・彦乃との恋
本郷菊富士ホテルとモデルのお葉
スキャンダルの舞台・少年山荘
女流小説家・山田順子
過去を捨てたお葉
雪坊とデコちゃん
心は榛名山へ
西洋への憧憬
失意の帰国と入院
著者等紹介
中右瑛[ナカウエイ]
神戸市(在住)。1934年生まれ。洋画家・行動美術協会会員。浮世絵蒐集・国際浮世絵学会常任理事。受賞歴、兵庫県文化賞(1998)。神戸市文化賞(1999)。浮世絵と夢二絵を蒐集。特に写楽に心酔し、新説『写楽は十八才だった!』は新聞、ラジオ、テレビ、フォーカスなどで紹介され話題となる
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