内容説明
初代国連大使・加瀬俊一氏の詩文と墨象画家・横山登士子さんの絵と書による生きることを語り描く本。
目次
第1章 響
第2章 慈
第3章 歩
著者等紹介
加瀬俊一[カセトシカズ]
1903年千葉県生まれ。1925年11月高等試験外交科試験合格、東京商科大学(現一橋大)中退。外務省在外研究員としてアメリカ合衆国へ留学。アマースト大、ハーバード大卒業。大臣秘書官、英帝国課長、北米課長、情報局部長、初代国連大使、初代ユーゴスラビア大使、外務省顧問、首相特使等を歴任。戦前、戦後の激動期を日本の外交の最前線で活躍。外務省退官の後は、鹿島出版会の会長などをつとめ、新聞や雑誌のコラムの執筆など文筆活動も行っている。また慶応大学、京都外語大学で外交史の講義も受け持った
横山登士子[ヨコヤマトシコ]
京都市生まれ。墨象作家。1959年京都産業美術展市長賞。1960年京都産業美術展室内設計技術家協会賞、日本室内装飾織物意匠デザイン展会長賞(1961年も受賞)。1967年毎日前衛書展秀作賞。1968年毎日前衛書展秀作賞、現代書展特選。1969年現代書作家協会無鑑査。1973年~1974年パリ留学。ル・サロン展、サロン・ド・トーヌ展(フランス)入選多数。ホアン・ミロ国際コンクール(スペイン)選抜展招待出品。日仏現代美術展(フランス)クリティック賞1席、ビブリオティクデザール賞2席。1991年ニューヨーク、1992年韓国にて個展。1994年ドイツの現代音楽作曲家ヴィルフレッド・イエンチ氏の曲と横山登士子の絵による「響と彩」共演(京都国際会議場)1995年ドイツ・ヴュルツブルグ大学より招聘され、イエンチ氏との共演。1997年「響と彩と舞」イエンチ氏と中村梅玉氏との共演(東京厚生年金大ホール)。2000年京都大丸と宮崎にて加瀬俊一氏との合作展。松屋、小田急百貨店、大丸などにて墨象、油彩、染織などの個展を多数開催
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