内容説明
万年筆ファン待望の書。貴重な世界の万年筆８００本を原寸で紹介。豊富なカラー写真と詳細な解説、あわせて日本の作家２０人の万年筆と自筆原稿を掲載。万年筆の醍醐味をこの一冊で満喫できる。
目次
エッセイ 万年筆と連れ添う（串田孫一）
図版 世界の万年筆（原寸）（ウォーターマン（アメリカ）
パーカー（アメリカ）
コンクリン（アメリカ）
カーター（アメリカ） ほか）
作家と万年筆（子母沢寛―ウォーターマン；中里恒子―ウォーターマン；武者小路実篤―パーカー；北原武夫―パーカー ほか）
解説 万年筆の歴史（古代の筆記具から万年筆の誕生まで；アメリカの万年筆メーカー；イギリスの万年筆メーカー；ドイツの万年筆メーカー ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょー
3
万年筆好きの方にも、明治以降の日本文学作家が好きな方にもおすすめの一冊。私はどちらも好きなので、とても得をしました。パーカー、ウォーターマンなど外国の万年筆の写真を掲載。更に、太宰治、夏目漱石、吉村昭など文学作家が愛用していた万年筆と会社が、生原稿とともに収録されています。 現在は販売しているかは不明ですが、ミニペンダントタイプや口紅型など変わって形状の万年筆もあります。 少々値が張りますが、万年筆がお好きな方には胸を張って推奨します。2013/08/21
