目次
第1部 文化のヘテロロジーの回顧―イメージの「継続」と「分断」(長靴をはいた猫の爪について―ペロー童話集の初期の英訳版をめぐって;クメールのアプサラスとニーチェの一神教批判;「信」のテキスチュアリティ―能「葵上」の隠された血穢;ロバート・ブライとアニミズム―肉牛のからだに灯るランプ;情・殺す・ロゴス―富士谷御杖の言語論をめぐって)
第2部 文化のヘテロロジーの展望―「並列」と「連続」(文化の普遍性と文学人類学の可能性;イメジとジェンダー;グローバリズム時代の人文科学―過程学;相浦性原理か西欧的二分法か;文化のセミオーシス・知識のコスモス)