内容説明
欲しいのは具体策!アドレス再割当からルータ設定まで今やるべきことがピンポイントでわかる。
目次
1 「IPv4枯渇」とは何なのか?
2 IPv4枯渇対策の方法と種別
3 IPv6の基礎知識
4 IPv6の挙動を理解する
5 IPv4枯渇対策計画
6 IPv6のサービス企画
付録 仮想検定試験「IPv6マスター」厳選問題集
著者等紹介
大元隆志[オオモトタカシ]
大阪府出身。1999年、CTCテクノロジー(株)に入社。2001年より通信事業者の大規模案件を手がける。2004年に現在の伊藤忠テクノソリューションズ(株)(CTC)へ移籍し、SEとして通信事業者のネットワーク設計を担当。設計・構築・保守にわたる経験を活かし、2007年よりプリセールス活動に従事する傍ら、「次世代IX研究会」に参加。MPLSベースのバックボーン構築やNGN関連技術の動向調査を行う過程で、IPv4枯渇問題およびIPv6導入の重要性に気づき、社内外約80名にIPv6トレーニングを実施したほか、2009年3月にはCTC主催IPv6セミナーのメインスピーカを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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eijit
0
プログラマ向けではなくてネットワーク管理者向けだった。すでにある IPv4 のインフラを管理している人が、どのように IPv6 に移行すればいいのかという場合は参考になるのだろうが、私の場合は前提知識が乏しくて十分には理解できなかった。ずっと前から IPv4 の枯渇が叫ばれているが AWS の EC2 や VPC で IPv6 に対応したのは昨年の 2016 年末だし IP と言えばまだまだ IPv4 が幅を利かせていて、まだまだなくなる気配がない。2017/09/24
katata_h
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ポイントを押さえた説明で、知識も理解も深まりました。筆者の深い洞察と知見がたくさんちりばめられています。これはいい本です。2012/08/26
Syun
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IPv6の仕様から計画・導入・移行まで、必要な情報がまとまっています。技術を駆使してIPv6をフル活用するのではなく、あくまでシステムを活用するための手段として記載されている点に好感が持てました。2012/04/30