目次
第1部 IMSへのイントロダクション(IMSのビジョン:目指すところはどこか;IMS標準化の歴史;IMSアーキテクチャの基本理論)
第2部 IMSの信号制御プレーン(インターネットにおけるセッション制御;IMSにおけるセッション制御;インターネットにおけるAAA ほか)
第3部 IMSのサービス(インターネットにおけるプレゼンスサービス;IMSにおけるプレゼンスサービス;インターネットにおけるインスタントメッセージ;IMSにおけるインスタントメッセージ;次世代ネットワーク(NGN))
付録
著者等紹介
カマリロ,ゴンザロ[カマリロ,ゴンザロ][Camarillo,Gonzalo]
フィンランド、ヘルシンキにあるエリクソン社のAdvanced Signalling Research Laboratoryの研究をリードしている研究員の一人である。IETFの活動にも積極的に参加しており、IMSで使われるいくつかの仕様、特にSIPのコア仕様であるRFC3261の共著者でもある。加えて、SIPに関する3GPPと3GPP2からの要求を扱うIETF SIPPING WGおよび低位レイヤのモビリティとセキュリティを扱うHIPWGの共同議長も務めている。SIPフォーラムのエリクソン社の代表者であり、様々な業界関連のコンファレンスで定常的にスピーカーを務めている。また、客員研究員としてニューヨークのコロンビア大学に籍を置いている。スペインのマドリッド工科大学で電子工学科の理学修士号を取得し、また同じく電子工学科の理学修士号をスウェーデン、ストックホルムの王立工科大学で取得した。現在は、フィンランド、ヘルシンキ工科大学で博士号の取得を目指して研究を続けている
ガルシア・マーチン,ミゲール・A.[ガルシア・マーチン,ミゲールA.][Garc´ia‐Mart´in,Miguel A.]
フィンランド、ヘルシンキ市にあるノキア社のNetworking Technologies Laboratoryの主任技術研究員である。ノキア社に入社する前は、スペインおよびフィンランドのエリクソン社に勤務していた。IETFの活動にも積極的に参加しており、3GPPの中でも、技術検討分野における長年にわたる主要な貢献者の一人に数えられる。最近では、ETSIにおけるNGN仕様策定にも参画している。IETFでは、IMS関連仕様の技術文書の著者もしくは共著者である。3GPPでは、IMS仕様の開発における鍵となる貢献者の一人である。また、様々な業界関連のコンファレンスで定期的にスピーカーを務めている。スペインのバリャドリード大学の情報通信工学科で学士号を取得している
澤田拓也[サワダタクヤ]
1994年KDD(現KDDI)に入社。1999年米コロンビア大学電子工学科にて修士号取得。その後、KDDIの主要なVoIP関連プロジェクトにおいて技術全般の業務に携わる。日本の通信規格標準を制定するTTCにおいて信号制御専門委員会委員長等を務め、日本のVoIPネットワークにおけるSIPの導入において主導的な役割を果たしている
鹿島拓也[カシマタクヤ]
2005年KDDIに入社。現在3GPP2 MMDの開発業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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