出版社内容情報
ビジネスの場では「リース」が広く普及しており、ほとんどの会社で利用しています。リース事業協会の調べによれば、リースの取扱高は年間約4兆6,000億円にも達しています。リースが広く利用されているのは、機器導入時に多額の資金が不要、事務管理の省力化が図れる、購入する場合と比較して早く費用化(償却)できるなど、さまざまなメリットがあるからです。
ただし一方で、リースは法律的に賃貸借契約の一つとされており、利用者が調達したいものを指定してからリース会社がそれを購入して利用者に貸し出す、というしくみになっているため、法律面はもちろん、会計や税務でも独自の取扱いが規定されています。
本書は、特に中小企業がリースを利用する際に必須の基礎知識から、法律・会計・税務の貸す側・借りる側の取扱いと処理のしかた、そしてかしこい利用法まで、リースに関するあらゆる知識と実務手続きを、イラスト図解を交えてやさしく解説。2027年4月から強制適用がきまっているリース会計基準の改正も織り込み済み。経営者や総務・経理等の担当者にすぐに役立つ入門実務書の決定版です。
【目次】



