内容説明
何ら生前対策を行なっていないと、イザ相続というときに、相続人の間でモメたり、思わぬ税金がかかってくるケースもあります。そこで、相続・贈与のしくみをシッカリと理解して必要な対策を講じておく必要がありますが、相続対策で必要なのは、「争族対策」「納税対策」「節税対策」の3つです。本書は、都内でトップクラスの相続案件の処理に携わるかたわら、金融機関や不動産会社等の相続セミナーもこなす著者が、相続・贈与の基礎知識から、かしこい節税のしかた、遺言書の書き方、税務調査の対処法まで、相続で絶対に損をしないためのトクする知恵とテクニックを網羅。初めての人にもわかりやすくて、スグに役に立つ、相続本の決定版です!相続される人・する人はもちろん、金融関係や不動産関係の会社で相続に関する仕事に携わっている人、ファイナンシャル・プランナーにもぜひ読んでほしい1冊です。相続開始前3年以内の贈与の相続財産への加算は7年以内に、相続時精算課税に基礎控除創設、など令和5年の贈与税改正を織り込んだ最新版!
目次
1章 「相続」ってなんだろう?
2章 相続税がどのくらいかかるか計算してみよう
3章 相続財産はいくらになるのか
4章 相続税節税の決定版「小規模宅地の減額特例」とは
5章 贈与税と相続時精算課税制度のしくみを知っておこう
6章 贈与税の非課税特例を十分に活用しよう!
7章 相続税の節税対策のメリット・デメリット
8章 遺産分割の注意点と遺言書による“争族”防止対策
9章 相続税の申告と納税の上手なすすめ方
10章 誰も住まなくなった実家の売り時を考える
11章 相続税調査にはこうして対処しよう
著者等紹介
弓家田良彦[ユゲタヨシヒコ]
1960年生まれ。中央大学商学部卒業。1988年、弓家田税理士事務所を開設。現在、税理士法人弓家田・富山事務所代表社員。多摩信用金庫、京王不動産などの顧問を務め、資産税に関するセミナー講師としても活躍。特に、「たましんすまいるプラザ」では毎月、相続セミナーを行なっている。近年においては、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンドZAi」などの相続特集や贈与特集などで総合監修などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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