著者等紹介
吉田遠志[ヨシダトオシ]
1911年~1995年。洋画家であり版画家でもあった、吉田博の長男として東京に生まれる。太平洋美術学校で学んだ後、素材を広く海外に求めるようになり、アフリカをはじめ世界各地への旅を重ね、動物と自然をテーマに木版画を制作。日本版画協会会員。「自然や動物を愛する心は、幼い時から養われねばならない」という信念から、1982年より制作をはじめた『アフリカの動物絵本シリーズ』は全17巻に及ぶ。『はじめてのかり』でボローニャ国際児童図書展エルバ特別賞、『まいご』で絵本にっぽん賞、サンケイ児童出版文化賞、国際オーナーリスト賞を受賞したほか、『アフリカの動物絵本シリーズ』は、フランスで翻訳出版賞・異文化理解貢献賞を受賞した
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感想・レビュー
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くぅ
30
これはいいものを読んだ。サイのお母さんもゾウのお母さんも大事な子供を守るためにこうなってしまった、ということを息子はちゃんと理解していた。「血がいっぱい出てるね、治らないと死んじゃうってよ」と言ったら「絆創膏を貼ってあげようよ!」と言った息子。鳥が治療に一役貢献する姿にビックリしていました。シリーズの他も借りてこよう。(4歳2ヶ月)2021/07/29
mari
12
さいのお母さんがどうなってしまうのか、ドキドキしました。自然の中のどうぶつたちの助け合いになるほど。タイトルがあまりよくない気がします。。勘違いはそうなんだけど、、。シリーズは読破したい!2014/12/13
紅花
10
お母さんのサイの背中の大けがから始まるお話。怪我から感染が起こればお母さんの命が危ない!自然の素晴らしさに改めて感動!行き着くところは相利共生なんだろうけども、子どもにも分かりやすく、また興味を示すようなお話の展開で、最後の解説までしっかり読みました。2014/11/19
biba
7
動物を見ると癒されるのが常だが、野生の動物は違う。いつも死と隣り合わせ。ゾウとサイの交流が・・・。子を守る母なら仕方がないことか・・・。最後は本当に良かった。本当にアフリカに自分が行ってみたような気になった。2014/06/14
たんぽぽ
6
(シリーズ5)サイとゾウのお互い子どもを守るためという思いから災いが起きてしまったハプニング。野生の動物たちにもドラマのような世界が繰り広げられているんですね。サイとサイドリの共生しながら生きる姿が心に染みました。2015/02/01
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