著者等紹介
手島圭三郎[テジマケイザブロウ]
1935年、北海道に生まれる。北海道学芸大学札幌校卒業。教員生活を経て、版画家として独立。日本版画協会会員。1982年『しまふくろうのみずいみ』でデビュー、同作品で絵本日本賞を受賞。その後、精力的に創作活動を続け『きたきつねのゆめ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『カムイチカプ』で厚生省児童福祉文化奨励賞受賞。また『きたきつねのゆめ』『おおはくちょうのそら』は、1987年、1988年ニューヨークタイムズ紙選世界の絵本ベストテンに選出される。北海道在住
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感想・レビュー
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花林糖
15
(図書館本)ヒグマ親子の冬ごもり前の様子を描いた絵本。手島さんの版画がとても素晴らしく、ヒグマ親子の鮭を捕るシーンは迫力満点でとても綺麗です。水中の子熊と魚の絵・子熊が川から上がってブルブルっとしている絵・最後の絵がお気に入り。最後のオチは最高でした。(絵本塾出版2015年刊の方を購入)2016/01/25
たーちゃん
14
息子は「すごいね!大きい魚がとれたね」と言っていました。2023/12/07
ツキノ
11
(再読40)2001年1月発行。1986年の再刊。再読と気づかない再読(読書メーター様様!三男の感想がなんともかわいい←ハイ親ばか)川に映った月の光、夢で大きな魚になる!【188】2024/10/19
ツキノ
11
三男に読む。表紙に惹かれて借りてきたのだけれど、中身はさらにすごい!言葉のない部分が特に。ひぐまの子が明日のことをたのしみにしているのだけれど、そういうのは本当にあるのかなぁ…などと話しつつ。まぁ、おはなしだからね、というのが三男の答え。2015/11/22
わっぱっぱ
9
素朴な版画絵に、大自然とそこに生きるものの美しさ、豊かさ、厳しさ、力強さが見事に表れていて、躍動感と秋の幸福感に包まれる。 平易ながら優しく染み入るような文章も素晴らしい。2016/07/24
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