内容説明
ジェラルディンは、ふくろねずみの女の子。おてだまが大すき。でも、おとうさんおかあさんにいわれておけいこに、かようことになりました。まずバレエきょうしつへ…。つぎははたおりきょうしつ。さいごはちょうこくにちょうせん!どれも、うまくいきません。かなしいジェラルディン…。でも、さいごに、じぶんの一ばんとくいなものに気がつきました。おとうとたちのおかげでね。いったい、なにがおとくいなのかな。
著者等紹介
コンフォード,エレン[Conford,Ellen]
1942年ニューヨーク生まれ。ふくろねずみ物語第1作「やればできるよランドルフ」は、大好評を得て、年内最優良書に選ばれた。その後、「どうしてわたしはウィリアムズじゃないの」等をだして幅ひろい読者を得ている
ラレック,ジョン[Larrecq,John]
子ども向けの本「ブロデリック」と「テオドール」で、アメリカ図書館協会選の年間最優秀本に選ばれたほか、数々の出版美術家協会賞を得ている。多彩な画家である
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
いろんな習い事に行かされるジェラルディンは、どれも嫌でしようがありません。 苦手なことを押しつけても楽しくなんかありません。 でも、自分のお得意なお手玉だけが、もっともっと好きになりました。 自分のやりたいことは、自分で見つけることですよね。 良かれと思って無理じいをしがちな親には耳の痛い絵本です。2021/11/12
遠い日
10
「好きこそ物の上手なれ」そのもののお話。自分の好きなことをとことんやってみるのが一番いい。女の子らしくだの、おしとやかにだの、そんなもののために習い事をするのは馬鹿げている。ジェラルディンのきっぱりとした決意に拍手。2019/05/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『ゆうかんになったユージン』ジェラルディンの一番下の弟くんのおはなしから読んだので。女の子らしくしとやかに、と親のすすめでバレエを習うジェラルディンですが上手くいきません。弟二人で助け船をだしてくれます。2019/01/05
花林糖
9
「やればできるよランドルフ」と同じシリーズ本。お手玉が得意なジェラルディンの可愛らしいお話。絵がランドルフの時とは違う方だけどとっても可愛らしくふくろねずみ達を描かれてます。2015/05/08
おひさま家族
7
小6長男。子供の得意なことを見つけて活かすって難しいな( -.-) =з 2019/06/12